宇宙を活用した教育実践例

理科「月と太陽」

岡山県・倉敷市立茶屋町小学校

  • 小学生
  • 学校教育

概要

学校・団体名 岡山県・倉敷市立茶屋町小学校
対象 小学6年生 241名
実施日 平成30年9月
タイトル 理科「月と太陽」
活動内容 月と地球を比較する方法として,クイズや月のティコクレーターモデルづくりを行ったり,月と地球の大きさや距離をスチロール球のモデルを使ったりする体験的な学びを通し,月や地球の特徴や違いを意識できるようにする。また,この学習を通し,夜空を見上げてみようとする意欲を喚起する。
理科「月と太陽」学習指導案  PDF (274.9 KB)
使用した宇宙の素材・教材など パンフレット:水星探査計画BepiColombo(水星磁気圏探査機MMO)
ティコクレーターの3Dプリンタ型
月の模型(月周回衛星かぐや)
月への旅(指導ガイド:太陽とその仲間たち)
参加者の様子・感想など ・月の資料や模型は,初めて見たり聞いたりすることばかりだったのでびっくりしました。月のクレーターはちっちゃいのかなと思っていたけれど,意外とでかかったので興味をもちました。月は,地球より重力が小さいことが映像でよくわかりました。
・月には,想像していたよりもクレーターがあったので驚きました。月のことでも知らない情報がいっぱいありました。今日の授業で,月以外のことにも興味がわきました。
・直径20cmのスチロール球を地球とした時,4つの大きさの違うスチロール球から月の大きさを選ぶ参加型実験を行った。児童は,月の大きさが思ったイメージより小さいことや月は地球の約1/4の直径であることを実感していた。

活動後のご感想・ご要望など

  • 月周回衛星「かぐや」による月に関する資料や指導ガイド「月への旅」を用いて体験的に月と地球の違いや特徴について学ぶことは,児童の興味・関心を喚起し知的好奇心を高めることにつながった。月の模型やティコクレーターの3Dプリンタ型を紙粘土でかたどって作成する実習は,実際に見たり,触れたりすることができる教材なので授業に変化をもたらす効果的な学習となった。今後も,授業を魅力的なものにするために,宇宙に関する最新事情や教材を教えていただきたい。
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