授業連携

宇宙の調べ

島根県・島根大学教育学部附属幼稚園

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概要

<全授業を通した指導目標>

 島根大学教育学部附属学校園・教育学部共催事業「サイエンス・アカデミー」は、今年度は宇宙をテーマにいろいろな活動を催している。今回のスペシャルレクチャーは「宇宙の調べ」と題して宇宙と音楽の関係性をテーマに取り組み、新しい視点からの宇宙のみかた・感じ方を子ども達に伝える趣旨で開催した。尚、この取り組みの前半部分にて、音楽教育専門の島根大学教育学部教員と学生らによる、音楽分野における宇宙の存在について演奏を交えた講義を展開している。

<対象>

附属の幼稚園~中学3年生 67名

<期間>

平成21年10月24日

<区分>

サイエンス・アカデミー

構成表

実施日
時間
形式
人数
授業内容
01
60分
講義
67名
『宇宙の調べ』
講師:黒谷明美
(JAXA宇宙科学研究本部 宇宙環境利用科学研究系 准教授)
支援:松岡 均

第1回目/全1回『授業記録シート』

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
講義
(60分)
「宇宙の調べ」をテーマに、地球から宇宙へと発信された音について、ゴールデンレコードに格納された「地球から宇宙人への手紙」を中心に、映像を見たり、音を聞きながら講義を受けた。
 この講義を通して、未知の存在である宇宙人とのコミュニケーションツールとしての、音・音楽について学んだ。
 参加者には小学校低学年も含まれていたが、低学年であっても、宇宙人への手紙という夢のある内容の講義に、とても集中して聞き入っていた。特に、言葉の通じない宇宙人とどのようにコミュニケーションをとればいいのかが興味深かったようだ。
 前半に、人間がいままでどれくらい宇宙からインスピレーションを得て音楽を作り出していたのかを演奏を交えて受講していたのもあり、宇宙の共通語としての音の存在に気づく児童・生徒らの様子がとても印象的だった。
 幅広い学年を対象にしての講義をお願いしたが、講師の先生が話し方等工夫してくださり、最後まで集中力がとぎれることがなかった。Webを活用し、The Golden Recordに関する実際のPC画面を見せながらの講義は、特に高学年・中学生は「自分で調べてみよう」という知的好奇心を大いにかき立てたと思われる。

島根県・島根大学教育学部附属幼稚園(1)

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