<全授業を通した指導目標>
太陽系で太陽と地球の距離や地球の大きさを学ぶことを通して、太陽系や地球の大きさを把握する。
視聴覚教材を利用して地球の起源や生命の起源を学び、その偶然性から生まれた命を大切にしようとする心を育てる。
<対象>
中学校2年生 91名
<期間>
平成22年10月15日~平成22年11月5日
<区分>
- 総合学習の時間
授業連携
長野県・諏訪市立上諏訪中学校
太陽系で太陽と地球の距離や地球の大きさを学ぶことを通して、太陽系や地球の大きさを把握する。
視聴覚教材を利用して地球の起源や生命の起源を学び、その偶然性から生まれた命を大切にしようとする心を育てる。
中学校2年生 91名
平成22年10月15日~平成22年11月5日
回 |
実施日 |
時間 |
形式 |
人数 |
授業内容 |
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1
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50分
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講義
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91名
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「命の大切さを伝える」
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講師:的川 泰宣(JAXA技術参与) 支援:立元 恵 |
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2
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50分
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実習
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91名
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・太陽系を作ってみよう。
太陽から地球までの距離を縮尺して表す。地球の直径を2cmとして1億5千万kmを表し、地図上にえがく。 |
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3
|
50分
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講義
|
91名
|
・生命の起源を地球誕生からみてみよう。
DVD、VHS教材を利用して隕石の衝突によってアミノ酸が地球上に届き、雨によって海洋が誕生し、そこに生命が生まれたことを学ぶ。 たちの命が46億年前の偶然から今に引き継がれている不思議さを学んだ。 |
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4
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11月5日
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50分
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発表
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91名
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生徒による発表会 都合によりできませんでした。
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時間配分 |
学習内容 |
◎教師の活動 △生徒の活動 |
指導上の留意事項 |
---|---|---|---|
導入 (20分) |
学習内容を聞く。 「はやぶさ」の偉業について、裏話も交えてお聞きできることを知る。 |
◎的川先生を紹介する。 ◎学習カードにメモを取りながら聞くように指示をする。 |
学習カードの配布 プロジェクタ、スクリーンの用意 |
展開 (90分) |
的川先生の講義を聞く。 「はやぶさ」の開発や運営に携わった人の生き方を学ぶ。 |
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まとめ (5分) |
講義についての感想を書く。 |
△学習カードに講義の感想を記入する。 ◎太陽と地球の距離をたずね、地球を1円玉にしたときの太陽と地球の距離を考えてみることを伝える。 |
時間配分 |
学習内容 |
◎教師の活動 △生徒の活動 |
指導上の留意事項 |
---|---|---|---|
導入 (5分) |
太陽の大きさを知る。 |
◎太陽が地球の109倍あることを伝える。 ◎地球を1円玉にすると、1億5000万kmがどの距離になるのか計算するように伝える。 |
学習カードの用意 |
展開 (35分) |
太陽と地球の距離を計算する。 計算した距離を地図上にえがく。 |
◎地球の直径と1円玉の直径を板書し、縮尺率を示す。 ◎地球から太陽までの距離1億5000万kmを示す。 ◎ほぼ計算できたところで、グループに分かれて、地図にその距離をコンパスでえがくように指示する。 ◎地図上の縮尺を地図で確認する。 △太陽から地球までの距離を縮尺率で計算する。 △グループで地図上にその距離をコンパスでえがく。 |
グループを回り、計算の方法を指導する。 太陽を学校の昇降口として考えるように指示する。 |
まとめ (10分) |
感想を記入し、太陽と地球の距離を確認する。 |
△感想を発表する。 ◎この距離が少しでも違うと太陽熱や太陽光の関係で生物が生まれなかった。このことを次に学習することを伝える。 |
イメージしやすいように、太陽の大きさを模造紙にコンパスでえがいてみる。 |
時間配分 |
学習内容 |
◎教師の活動 △生徒の活動 |
指導上の留意事項 |
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導入 (2分) |
学習内容を確認する。 |
◎DVDをみて、地球だけに水が存在し生命がいるのはなぜか考えるように話す。 |
NHK未知への大紀行1 ふりそそぐ彗星が生命を育む 生命 40億年はるかな旅 NO.1 海からの創世 |
展開 (43分) |
視聴覚教材をみる。 |
△DVD、VHSで地球の誕生と水が生まれ生命が誕生した様子を見る。 ◎DVDが長いので、説明をしながら画像を操作する。 |
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まとめ (5分) |
感想を書く。 |
◎隕石によってアミノ酸や水が地球にもたらされ生命が生まれた。その命が私たちにつながって今生きていることを伝える。 △学んだことや考えたことを発表する。 |
長野県・諏訪市立上諏訪中学校