授業連携

宇宙環境と宇宙での生活

神奈川県・神奈川県立生田高等学校

  • 高等学校
  • 高2
  • 理科

概要

<全授業を通した指導目標>

体験型の授業によって自然及び科学・技術への関心や興味を高める。
短時間で自分の意見をまとめ発表する力を養う。また、体験型の授業によって自然及び科学・技術への関心や興味を高める。また、短時間で自分の意見をまとめ発表する力を養う。

<対象>

高校2年生 40名

<期間>

平成23年11月9日、11月16日

<区分>

教科 (理科)

構成表

実施日
時間
形式
人数
授業内容
1
100分
講義・実験
40名
宇宙環境の物質の変化
講師:小口 美津夫
(JAXA 研究開発本部 未踏技術研究センター)
2
100分
講義・実験
40名
宇宙での生活と暮らしの中の宇宙技術
講師:小口 美津夫
(JAXA 研究開発本部 未踏技術研究センター)

第1回目/全2回『授業記録シート』

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入
(10分)
イントロ(自己紹介)
授業の流れ
最新の宇宙情報
◎1.パワーポイントによる説明
△2.ワークシートへの記入
1.宇宙に興味を持たせる
展開
(80分)
1.地球、月、惑星の環境
2.宇宙までのキョリは?
3.大気圏の構造と重さ
4.宇宙って、どんなとこ?
5.人体と重力・無重量、宇宙服って?
6.宇宙を体感しよう!
◎1.シャトルから見た地球DVD
◎2.かぐやから見た月DVD
◎3.火星の映像QuiuckTime
◎4.パワーポイントによる説明
◎5.ゴム板による演示実験
◎6.真空実験(ローソク、飛行機、ロケット)
◎7.耐熱タイル実験
◎8.船外活動服のレプリカ演示
△簡易真空実験器による実験
  (マシュマロ、お湯)
1.大気がある地球と大気のない月の違いを知る。
2.宇宙までは100km-意外と近いことを知る。
3.大気の役割‐1kgw/cm2を感じる。
4.宇宙についての想像力を試す。
5.真空実験と人間の体を結びつける。
6.宇宙服も小さな地球であることを理解する。
まとめ
(10分)
1.地球環境の変化をどんな点で感じるか。
2.環境の悪化を防ぐためには何をしたらよいか。
△グループワーク
短時間でまとめて効率よく発表する。

授業の感想・メモ

  • 先生の魅力あるキャラクターのおかげで、どの生徒も授業に引きつけられました。パワーポイントもよくまとまっており、わかりやすい授業でした。演示実験はレベル的に無理なく、生徒の理解度も高かったように思えます。
授業の様子1
授業の様子2
授業の様子3

第2回目/全2回『授業記録シート』

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入
(10分)
第1回目の復習
◎1.パワーポイントによる説明
1.宇宙空間がどんなとこであったか。
展開
(80分)
1.宇宙で生活するために
   (水について)
   (空気について)
2.宇宙で利用されるエネルギー
   (太陽電池、燃料電池)
3.暮らしの中の宇宙技術
◎1.パワーポイントによる説明
◎2.浄水器による演示実験
   (ウーロン茶を浄水する)
◎3.CO2の吸着実験
   (ゼオライトを使った吸着実験)
◎4.燃料電池実験
   (ソーラーカーを使った実験)
1.生きるために何が必要か
2.地球の生態系を確認
3.セルス技術
4.エネルギーの必要性を感じる
5.生活に役立つ宇宙技術を考える
6.身近な宇宙技術の例を挙げる
7.科学技術の威力を伝える
8.再生エネルギーの優位性を感じる
まとめ
(10分)
1.なぜ人類は宇宙に行くのか。
2.宇宙開発は必要か。
3.宇宙開発を支えるもの。
△左項目1・2についてグループワーク
◎左項目3についての説明(まとめ)
短時間でまとめて効率よく発表する。
 ・地球環境の変化をどんな点で感じるか。
 ・環境の悪化を防ぐためには何をしたらよいか。
進路選択の参考になったか。

授業の感想・メモ

  • 1回目同様、パワーポイントもよくまとまっており、わかりやすく、実験も適切な項目を効果的に取り入れ行ったので、生徒の理解度も高かったようです。
    グループワークも積極的に意見が出てきたので、もう少し時間的な余裕を持たせればよかったと思います。
    来年度も是非お願いいたしします。
授業の様子4

神奈川県・神奈川県立生田高等学校

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