授業連携

凧(ハタ)の研究

長崎県・瓊浦高等学校

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概要

<全授業を通した指導目標>

長崎の伝統文化である凧(ハタ)について、次の内容について学習し理解を深める。
1.凧(ハタ)の飛行原理の学習し、専門教科の理解の一助とする。
2.凧(ハタ)を設計・制作し、ものづくりの難しさ、素晴らしさを実感させる。

<対象>

機械科3年生 10名

<期間>

平成25年6月10日

<区分>

課題研究

構成表

実施日
時間
形式
人数
授業内容
1
120分
講義
10名
1.凧(ハタ)の形の特徴について ハタの歴史
2.世界の様々な凧(スポーツ凧、マグナス凧、戦闘機、ゴミ袋凧 等)
3.浮く力の種類(浮力、揚力、マグナス、スレンダボディ、グライダ、ハンググライダ)
  -簡単な実験をしてみよう。
講師:原田 正志
(JAXA 航空本部 推進システム研究グループ)

『授業記録シート』

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入
(10分)
・JAXAにの紹介
・講師の取り組んでいる仕事について
◎生徒それぞれに声をかけながら熱心に説明していた。
△興味深く講義を聴いていた。
展開
(110分)
(休憩10分)
1 凧(ハタ)の形の特徴について
 ・長崎の凧(ハタ)の歴史や特徴、
 ・凧(ハタ)と日本の凧(たこ)の違いについて
2 世界の様々な凧
 ・中国をはじめアジアの凧、アメリカの凧等の紹介(それぞれの特徴や揚げ方などを写真を用いて解説)  
3 凧(ハタ)が飛ぶ理由について
 ・浮く力(浮力、揚力)の学習
 ・実験を通しての浮く力の確認
 ・浮くために必要な形状・構造・材料などの要素について
 ・具体的な飛行物の例などについて
△2グループに別れ、それぞれが意見を述べ、それをまとめて発表した。
◎各グループの中に入り、生徒にヒントを与えて、意見(考え)を引き出していた。
◎簡単な飛行物を製作して、実験を行うことで、生徒の学習理解を進めた。
△具体的に簡単な飛行物を、紙で製作し、現象の確認していた。
◎製作がうまくいかない生徒へアドバイスを行いサポートをしていた。
まとめ
(10分)
・質疑応答
・次回の授業の説明と宿題
△積極的に質問していた。
◎今回のまとめ、次回授業の説明を行った。
△次回への期待が窺えた。

授業の感想・メモ

  • 実際にものをつくり、授業を進めていただきました。難しい内容もわかりやすく話していただき生徒も理解が進んだと思います。
  • また、グループ活動を通して、互いが意見を交わすことで、生徒の意欲的な取組が窺えました。
授業の様子1

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