教員研修

夏季特別講座テーマ『もっと知りたい宇宙-授業に活きる学習素材・実験教材-』

神奈川県・茅ヶ崎市教育委員会・茅ヶ崎市教育研究所

概要

全研修を通した趣旨

児童・生徒が興味関心をもつことができる宇宙教材を知るとともに、授業に活用していこうとする意識を高める。

対象

市立小学校、中学校の教員 20名

期間

平成18年8月2日、11日

回数(総時間)

2回(5時間)

構成表

実施日
時間
形式
人数
内容
1
150分
演習
16名
「飛ぶ科学-バブルロケット・アルコールロケットの製作・試射-」(120分)
 支援:江崎 士郎
 (世田谷区立梅丘中学校 主幹)
講義
「宇宙教育センターの活動紹介」(30分)
 講師:浅野 眞
 (JAXA宇宙教育センター 参事)
 支援:浅野 眞
2
150分
演習
20名
「飛ぶ科学-植物の種子や果実の飛翔-」(120分)
 支援:下田 治信
 (八王子市立第一中学校 教諭)
「星砂を探そう」
 支援:遠藤 純夫
 (JAXA宇宙教育センター 参事)
講義
「宇宙教育センターの活動紹介」(30分)
 講師:岸 詔子
 (JAXA宇宙教育センター 主査)
      
 支援:遠藤 純夫・岸 詔子
 
◎参考教材:導入教材ガイドブック 理科編

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第1回目/全2回『研修会記録シート』

実施日
8月2日
合計時間
150分
参加数
16名
時間配分
研修内容
受講者のようす・感想
研修の感想・メモ
演習
(120分)
「飛ぶ科学」
・フィルムケースと発泡剤を使ったバブルロケットを参加者全員で作成、試射する。
・部屋の対角に渡した針金をレールにして、2Lサイズのペットボトルで使ったアルコールロケットを全員の前で試射。
・全員が子供にかえった様子でバブルロケットを作成。他の参加者の飛び方と比較して、一喜一憂。
・アルコールロケットの試射では、その轟音に驚きの声が上がる。少量のアルコールで勢いよく飛ぶ姿を見て、実際のロケットがいかに凄まじいエネルギーを持つのか、イメージできたように感じる。
講義
(30分)
「宇宙教育センターの活動紹介」
・宇宙教育センターの活動を教育現場連携プログラム、青少年・教育参加プログラムを中心に活動内容を紹介する。
・宇宙教育センターが紹介した教材の授業への活用は、理解された様子。授業連携の理解を求めるには時間が不足しているように思う。

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第2回目/全2回『授業記録シート』

実施日
8月11日
合計時間
150分
参加数
20名

<今回の研修の指導目標>
1回目のロケットなどの飛ぶ原理の教材に続いて、飛ぶことのつくりやしくみを人間に教えてくれた「植物の飛行」と地球と地球の環境を探る教材として「星砂」を紹介する。
 

時間配分
研修内容
受講者のようす・感想
研修の感想・メモ
演習
(120分)
「飛ぶ科学-植物の種子や果実の飛翔-」
・簡易風洞装置を使って、カエデの果実やマツの種子の飛ぶ様子を観察する。
・マクロザノ二アの種子とラワンの果実について、実物が飛ぶ様子を観察する。次に、各自、薄いスチレンボードを使ってモデルをつくり、飛ぶ様子を実物比べてみる。
 
「星砂を探そう」  
・種子島の海岸の砂の中に混在しているホシノスナを探す。
・海岸の砂を分析して、陸、海のどちらに由来するものかまた生物由来のものはどれかなどを調べる。
講義
(30分)
「宇宙教育センターの活動紹介」

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