教員研修

浜田市教育研究会理科研修テーマ『科学的思考を高めるための指導のあり方~月と宇宙~』

島根県・浜田市教育研究会理科部会

概要

全研修を通した趣旨

理科に関する専門性を深めると共に、児童・生徒に興味・関心を持たせる学習指導内容と方法について研修し、指導力の向上を図る。

対象

小学校の教諭29名、中学校教諭14名 

▲月や地球、太陽系の大きさと距離に関する演習の様子

期間

平成20年10月7日

構成表

実施日
時間
形式
人数
内容
1
150分
講義
43名
「月探査機「かぐや」と月の科学」(60分)
講師:加藤 學
(JAXA宇宙科学研究本部 固体惑星科学研究系 教授)
演習
「月や地球、太陽系の大きさと距離に関する演習」(60分)
指導:遠藤 純夫
(全国中学校理科教育研究会 顧問)
その他
JAXA宇宙教育センターの活動や教材・連携事例紹介等(10分)
講師:岸 詔子
(JAXA宇宙教育センター 主査)
支援:岸 詔子

島根県・浜田市教育研究会理科部会

第1回目/全1回『研修会記録シート』

実施日
10月7日
合計時間
150分
参加数
43名
時間配分
研修内容
受講者のようす・感想
研修の感想・メモ
講義
(60分)
○月探査機「かぐや」と月の科学
 月周回衛星「かぐや」が捉えた月のハイビジョン映像を見ながら、「かぐや」による最先端技術で解明された月の解説。
・ハイビジョンで見た「かぐや」から月の映像は感動的であった。
中でも、天空に昇る地球の出や、月の向こうに沈む地球の入りは、灰色の広漠とした月面と対照的に、青く美しい地球の姿に見とれた。
・ハイビジョン映像を活用したい。
演習
(60分)
○月や地球、太陽系の大きさと距離に関する演習
 スライドによる月のクレーターによってできる表面の模様についての説明。
 モデルを使って地球と月の大きさの比較、また紐を使って月と地球の距離を調べる演習。
・月の模様の捉え方が、世界の地域によって異なることに興味を持った。

・月と地球の距離を調べる演習は、教師が子供のころに帰った楽しいもので、距離を実感でき効果的であった。
・新学習指導要領に新規追加された内容であり、授業に活用することができる。
その他
(10分)
○JAXA教育センターの活動や教材・連携事例の紹介
 宇宙や宇宙活動の画像を教材化したリーフレットの配布と活用事例。
・JAXAの活動について、これまで知らなかった。いろいろな教材開発について知ることができた。
・JAXA内容について調べてみる。
研修の様子1
▲月と地球の距離や、大きさの違いを目で見て体感している様子

島根県・浜田市教育研究会理科部会

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