教員研修

平成23年度福井県小学校理科教育研究大会南越大会テーマ『共にかかわり合いながら、科学的に思考し表現する子供たちの育成』

福井県・福井県小学校教育研究会理科部会

概要

全研修を通した趣旨

1.「共にかかわり合いながら、科学的に思考し表現する子供たちの育成」を目指した授業について、公開授業を通して理解を深める。
2.理科教員としての資質向上を図る。

対象

福井県内小学校理科教育関係者 108名

期間

平成23年11月18日

構成表

実施日
時間
形式
人数
内容
1
165分
108名
公開授業
・5年「ふりこのきまり」
・6年「水よう液の性質とはたらき」
全体会
・主催者 挨拶
・越前市教育委員会 祝辞
・大会実行委員長 研究概要説明
・福井県教育委員会 指導講評
講演会
・演題  小惑星探査機「はやぶさ」の挑戦
講師:西山 和孝
(JAXA 宇宙科学研究所 准教授)
JAXA紹介

福井県・福井県小学校教育研究会理科部会

第1回目/全1回『授業記録シート』

実施日
11月18日
合計時間
165分
参加数
108名
時間配分
研修内容
受講者のようす・感想
研修の感想・メモ
公開授業
(45分)
○5年「ふりこのきまり」
 
○6年「水よう液の性質とはたらき」
2つの授業とも問題解決のプロセスに沿っていた。その中でも、特に問題に対する予想の話し合い活動を大切にしていたので、実験に向かう子供たちの姿勢は明確であった。自分の予想がどうなるのかを調べる、追及する実験になっていた。研究主題に沿った授業研究の成果が良く出た授業であった。
授業会場がやや窮屈であった。
全体会
(50分)
○主催者(大会長) 挨拶

○越前市教育委員会 祝辞

○大会実行委員長 研究概要説明

○福井県教育委員会 指導講評
当たり前のことを今一度認識し、推進していくことが大切なのだということがわかった。
問題解決を軸とした授業プロセスの構築を、常に念頭に置かなければならないと感じた。
内容的に50分では足りなかった。 
授業研究の一環として、授業者へ質問をする時間があってもよかったかもしれない。
講演会
(65分)
JAXA紹介
(5分)
○講演
 ・演題 
   小惑星探査機「はやぶさ」の挑戦
 ・講師 
   JAXA 宇宙科学研究所 
   准教授 西山和孝 先生

○JAXAについて
専門的でなく、わかりやすく話をしていただいて、日本の夢、地道な活動がよく分かった。
「はやぶさ」は、日本の科学技術と日本人の絶ゆまぬ努力を合わせた成果だと思う。日本の「希望の星」になったと思う。
我々理科教師の知的好奇心をくすぐる講演であった。
「はやぶさ」の映画を子供達と見たいと思った。
世界の最先端の科学技術の成果を、当事者から直接聞くことができ、理科教員として大変共感度の高い講演会であった。

授業の感想・メモ

  • 2年に一度の研究大会ということで、「日常における授業研究の方向性の提案」と「理科教員としての資質向上」の2つを大きな狙いとした。
    半日開催で、スケジュール的にタイトな面も否めなかったが、レベルの高い有意義な講演をしていただいたこともあり、当初の目的をほぼ達成できたように思う。

福井県・福井県小学校教育研究会理科部会

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