教員研修

教職員夏期研修講座 小中学校「宇宙教育活用」テーマ『宇宙教育プログラムやその活用についての理解』

岐阜県・大垣市教育総合研究所

概要

全研修を通した趣旨

様々な宇宙教育プログラムを知り、体験を通して教科や総合的な学習の時間などへの活用方法について学ぶ。

対象

岐阜県大垣市の小中学校に勤務する教職員の希望者 12名

期間

平成25年8月8日

構成表

実施日
時間
形式
人数
内容
1
150分
講義・実験
12名
・講師様による宇宙教育プログラムに関する講義
・宇宙教育プログラムに関する実験器具を用いた実験の体験
・体験した実験を学校現場でどのように活用すると有効であるのかについての意見交流 

岐阜県・大垣市教育総合研究所

第1回目/全1回『研修会記録シート』

実施日
8月8日
合計時間
150分
参加数
12名
時間配分
研修内容
受講者のようす・感想
研修の感想・メモ
講義
(50分)
宇宙教育プログラム全般についての講話
・地球と宇宙との違い
・宇宙での生活について
・宇宙での水の循環
・心・生命・地球の文化について  
多くの写真や動画をまじえた講義は分かりやすく、宇宙について、具体的に理解することができた。
・宇宙船での生活については、知的好奇心を大いに刺激されました。
・今宇宙で行なわれていることが、また宇宙で生活するために作られたものが日常生活にも活用されていることが分かり、有効でした。
・お話が上手でおもしろく思わず聞き入ってしまいました。
最後の宇宙を通して教育する心や生命、地球の伝統文化についてのお話は講師様の生き方に迫る感動的なもので、感銘を受けた。
実技
(70分)
・傘袋ロケット
・ストローロケット
・真空実験
・たこあげ
の4コーナーに分かれ、メンバーと協力をしながら実験を体験した。
準備いただいた実験器具を使って、コーナーごとに協力して実験を行った。実験に夢中になり、童心にかえって歓声をあげる姿や、活発に意見交流をしてよりよい結果を出そうと努力したりする姿が見られた。活動時間があっという間に過ぎてしまった感があった。受講者はもっと実験を続けたい様子であった。
・実験中のアドバイス等もあり、大変ありがたかったです。
・小中学校の理科の先生は受講する価値大です。
・宇宙は雄大でものすごい技術を必要とする近寄りがたいものというイメージがあったのですが、私たちの生活に身近で、しかもとても楽しいものであることがわかりました。子ども達にも、この楽しさを伝えていきます。
身近な材料をうまく活用した実験器具もあったため、参加者の興味を引いた。体験型の研修は楽しく、参加者に大好評であった。さらにこの時間を長く取り、違う実験が体験できることもできるとよかったのかもしれない。子ども達には、ぜひ体験させたい実験ばかりであった。科学クラブの活動などにも、とても参考になるので、理科教師の指導の幅を広げる研修にも有効である。
演習
(30分)
実験コーナーごとに、体験した実験が学校現場において、教科や特別活動など、どんな場面で、どのように活用すると有効であるのかを意見交流した。その後、全体交流も行って、実験の有効活用について考えた。
学校現場のどこに、どんなふうに活用できるかについて、コーナーごとに熱心に意見交流がなされた。また、全体交流の場においても、違う角度から意見が加えられるなど、参加者同士が学び合う場面もあり、有効であった。
・学校で、どの授業でどう活用するのかについては、一考の必要があります。
学校現場の教科などの場での直接的な活用は、やや難しい。しかし、科学クラブの活動のヒントにもなり、活用法を教師が考えることも、有効な研修であると感じた。

授業の感想・メモ

  • 事前準備の時点から、細やかにご配慮をいただき、大変にありがたかったです。本市では、毎年、夏期研修講座でお世話になっておりますので、研修内容を工夫する必要があります。しかし、毎年、担当の方が相談に乗ってくださり、有効な講座となるようご尽力いただけるので、大変ありがたいです。感謝申し上げます。本講座は、本市には欠くことができないものです。人気の講座です。これからも、お世話になりたく存じますので、よろしくお願いします。今回も本当にお世話になりまして、ありがとうございました。
実技:ストローロケットの様子
実技:ストローロケットの様子
実技:かさ袋ロケットの様子
実技:かさ袋ロケットの様子

岐阜県・大垣市教育総合研究所

教員研修実績一覧

このページのTOPへ