教員研修

理科の観察・実験研修講座1 宇宙科学テーマ『生徒の興味・関心を引き出す理科の授業づくり』

神奈川県・神奈川県立総合教育センター

概要

全研修を通した趣旨

日本の先進科学研究に関する講義及び実習を通して宇宙科学調査研究の現在に触れ、理科教育の役割や目的を振り返り、生徒の興味・関心を引き出す理科の授業づくりに役立てます。

対象

中学校・高等学校・中等教育学校・特別支援学校教員 25名

期間

平成27年8月21日

構成表

実施日
時間
形式
人数
内容
1
330分
講義
25名
「月の探査に関すること」
講師:石原 吉明(宇宙科学研究所)
講義・協議・実習
「月を題材とした授業教材の開発~『かぐや』が解き明かした月のひみつ~」
講師:山本 彩(リモート・センシング技術センター)、石原 吉明(宇宙科学研究所)
見学
・JAXA相模原キャンパスの施設見学

神奈川県・神奈川県立総合教育センター

『研修会記録シート』

実施日
8月21日
合計時間
330分
参加数
25名
時間配分
研修内容
受講者のようす・感想
研修の感想・メモ
講義
(60分)
・JAXA宇宙教育センターの活動紹介
・月の探査の歴史
・月のクレーターの成因や火山活動について
・JAXAで宇宙科学以外の出前授業もやってくださるというお話なので期待しています。
ガリレオの行った月の観測や月のでき方についての諸説などを分かりやすく紹介していただきました。
講義 ・協議・実習
(170分)
・月球儀の制作
・ティコクレーターの石膏模型の制作
・かぐや3Dムーンナビの操作
・地学の中でも、月は大きく取り上げられていないので、少し肉付けして授業づくりをしてみたいと思いました。
・実際に月球儀などを制作することでより月の形やクレーターの名前を憶えられた。
・ティコクレーターのできかたが興味深かったです。
・かぐや3Dムーンナビとっても良かったです。
かぐや3Dムーンナビを見ながら月の地形や岩石の特徴を学び、月球儀を制作することで理解が深まりました。また、ティコクレーターの石膏模型を作ったことで、クレーターの形がよく分かりました。
見学
(100分)
・JAXA相模原キャンパスの施設見学
施設案内で紹介していた「おおすみ」の打ち上げ時の話をもっと伺ってみたい。
ペンシルロケットからはやぶさまで、日本のロケット開発の歴史を詳しくお話しいただきました。

授業の感想・メモ

  • 今回の研修は全体のテーマを月で統一しました。月探査衛星「かぐや」が撮影した多くの美しい映像と共に、さまざまな研究成果を解説していただき、改めて月の奥深さ、面白さを認識することができました。
研修の様子1
研修の様子2

神奈川県・神奈川県立総合教育センター

教員研修実績一覧

このページのTOPへ