教員研修

四天王寺学園中学校教員研修会テーマ『特色教育「宇宙・地球の探究」について』

大阪府・四天王寺学園中学校

概要

全研修を通した趣旨

平成29年4月の高校の開校を控え、核となる宇宙教育についての基礎を教員全員が学び、各教科の授業展開の計画をより充実したものにすること。

対象

中学校教員 30名

期間

平成28年5月25日

構成表

実施日
時間
形式
人数
内容
1
180分
講義・実習・ディスカッション
30名
JAXA全体の紹介と宇宙教育センターの取り組みについて、宇宙教育センターの理念と狙い、授業の事例紹介、実習、ディスカッション
講師:桜庭 望、小島 彩美(JAXA宇宙教育センター)

『研修会記録シート』

実施日
5月25日
合計時間
180分
参加数
30名
時間配分
研修内容
受講者のようす・感想
研修の感想・メモ
講義と実習
(90分)
JAXA全体の紹介と取り組みについて、理念と狙いについて
・宇宙を身近なものにするために、さまざまな工夫をされていると感じました。「宇宙で学ぶ」という言葉はとても印象的で、私自身が宇宙教育を難しく考えすぎており、もっと気軽に自由な発想で取り組めばいいのだと思いました。
・一般の方にとっては,JAXAでは単にロケットの打ち上げ業務のみを専門にされているとの印象が強いかと思います。特に、教育活動に力を入れられている点に改めて感心いたしました。
・宇宙教育という捉えどころのない言葉に対して、さまざまなアプローチがあることが理解でき、非常に役に立ちました。さまざまな資料をどのように活用していくかについては、まだまだ考えなければいけないですが、今後が楽しみになってきました。
・宇宙食や宇宙の実体験を動画を通じて学べたことはとてもよかったです。
講義と実習
(50分)
授業実践事例紹介と実技(傘袋を使ってロケット作成)
・理科の教員なので、教材の方向性や意図がわかった状態で受けておりましたが、他の教科の先生方の様子を見ていると、印象が良かったように思いました。
・生徒に戻ったような気持ちで、工作を楽しみました。実際に手を動かし、どうすればさらに飛ばすことができるようになるかを考え、改良していくなど授業において工夫できるさまざまな手法も考えさせられました。
・社会科を教える者にとって、「夜の地球」の写真などは大変魅力的な視覚教材になると感じました。環境、経済などさまざまな分野への応用がききそうです。
・傘袋ロケットの作成は、純粋に楽しかったです。身近なもので宇宙を感じるとは、こういうことかと納得できました。
ディスカッション
(40分)
教員とセンターの方々とのディスカッション
・英語科として、どこかの分野に特化することなく、さまざまなアプローチができることがわかりました。コミュニケーションスキルの向上など、まさに外国語の理念と合致するところもあり、互いにアイデアを提供しあいながら良いものを作り上げていければと思いました。
・どうしても自分の教科からの視点でしか宇宙教育を捉えることができていませんでしたが、他教科の先生方とJAXAの方のディスカッションを聞き、さまざまな角度からアプローチできることに驚きました。

授業の感想・メモ

  • 貴重なご講演ありがとうございました。養護教諭という職種上、学習内容を活かせるところが少ないかもしれませんが活かしていきたいと思います。
  • 宇宙教育に無限の可能性を感じました。そのかたちに模範解答はなく、大げさに言えば、すべてが正解なのかもしれない…そのような思いを持ちました。貴重な講義と体験までさせていただき、ありがとうございました。
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