教員研修

JAXA授業連携に関する教育研修会テーマ『宇宙教育の授業への取り入れ方 』

岐阜県・大垣市教育委員会

概要

研修の趣旨

宇宙教育の授業への取り入れるためにはどうすればよいかを考える。

対象

大垣市立小学校教員 22名

実施日

2019年7月31日

研修内容詳細

時間配分 研修内容 受講者の様子・感想          
講義
(20分)
・JAXAについて
・宇宙教育の基本理念、本日の目標
・宇宙教育の紹介
・JAXAが具体的にどのような活動をしているのか理解できた。
・初めての研修ということだったが、本日の目標を明確にすることにより、着眼点が定まり、その後の教材実習やグループワークにすんなり入ることができたと思う。
教材実習
(25分)
・「コミュニケーション能力を鍛えよう」 ・パズルを使って、言葉で伝え図形を完成させる内容であり、言葉で伝えることの難しさを実感した。時間がかかるものではないので、実際に取り入れていってみたいという声もあった。
・自由な発想であったり、論理的な思考が必要であったり、自ら考える力を伸ばすことができるところがよかった。
実習(グループワーク)
(40分)
・「かさ袋ロケット」 ・授業案ワークシートを活用することで、受講者の様々な意見や構想が聞けたと思う。自分では考えつかないような意見等を聞くことにより、今後の授業の幅が広がった。理科だけではなく、学校での活動等にも活かせるものが発見できた。
・工夫次第で、いろんな教科に結び付けることができることがわかった。
講義
(5分)
・教材紹介
・実践例紹介
・理科の授業以外での活用もできることがわかった。
・今までにないテーマや教材を知ることができ、今後の授業連携の参考となった。

講師:鈴木 圭子 (JAXA宇宙教育センター)

研修の感想・留意点等

  • 教材実習からグループワークへという流れがよかった。受講生自ら教材を使って実習することにより、子どもたちの授業での活かし方や見識が広がり、授業改善にもつながっていくと思った。
  • 初めて教員研修を実施したが、授業連携をただ行うだけではなく、宇宙教育が子どもたちにとって何がよいのかが理解できたと思う。実践力を養う大切さや、宇宙を素材として教えることにより、理科以外の科目、また授業以外でも活用できることがわかったと思う。
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