教員研修

SDGs研究会テーマ『宇宙教育を通じてこれからの学校教育に求められることを研究する』

神奈川県・相模原市立内出中学校

概要

研修の趣旨

来年度から各教科、総合的な学習の時間に入る持続可能な社会の実現に向けた取り組み(SDG s)に対する理解を深め、教科教育や特別活動、総合的な学習の時間に行かせるよう研究をする。

対象

相模原市立内出中学校 32名

実施日

2020年8月31日

研修内容詳細

時間配分 研修内容 受講者の様子・感想
講義
(10分)
宇宙教育とは ・宇宙ロケットの映像を見て、宇宙開発の技術がどれだけ進んでいるのかに驚いた。
・このような導入を生徒を前にした授業でも取り入れてみたい。
・ロケットが地球に戻ってくるところが感動的だった。
講義
(15分)
これからの教育について ・生徒に必要とされる力を分かりやすく説明していただき、理解が深まった。
・今後自分たちがそのような力を高めていけるかに不安を感じました。
・今までの教科教育に加えてどれだけやるか、心配になった。
講義
(15分)
宇宙教育と学校教育の親和性 ・宇宙教育で目指していることと自分たちが日頃取り組んでいることとがつながり、自分達の取り組みを振り返ることができた。
・宇宙飛行士に必要な力と生徒に身につけて欲しい力が共通していたことに、宇宙飛行士が少し身近になったように観じた。
・これから様々な人とのコミュニケーションをとることが必須になる世代の生徒達は大変だと感じた。
実習
(40分)
実際に宇宙教育を体験しよう
宇宙教育実践例の紹介
・伝える順番で大きく結果が変わることに驚いた。自分の伝え方を大いに反省した。
・日頃の生徒への言葉かけを工夫しようと思った。
・生徒の気持ちがよく分かった。このような機会は貴重だと感じた。
・対人コミュニケーションスキルの向上にも使えると感じた。授業でも取り入れてみたい。

講師:野村 健太(JAXA宇宙教育センター)

研修の感想・留意点等

  • ・宇宙という遠い場所、宇宙飛行士という遠い存在が実は、自分たちの日々の教育活動で育てたい姿と共通する部分があることへの理解が深まった。
    ・活動を取り入れた研修会を実施していただけたので、体験を通して学ぶことができた。活動の中でも、始めは映像を使ってみんなで取り組む、次にグループで互いに情報を伝え合う、最後には英語で伝え合うというように段階的に難易度を上げていただけたので、取り組みやすく、各段階での気づきを共有することができた。研修後に自分達の取り組みに生かそうとする発言が多く聴かれたことが印象的だった。また、自分たちの伝え方や日頃情報を受け取ることが多い生徒の立場についての気づきを話す姿が多く見られた。活動の中で自然と気づきが生まれる仕組みになっており、知識ではなく、実感として学べる機会となった。
様子
様子
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