APRSAFポスターコンテストについて

アジア・太平洋地域宇宙機関会議（APRSAF）宇宙教育for All分科会は、子どもたちが宇宙への想像力を高め、宇宙や科学技術への関心を深めることを目指し、2006年よりAPRSAFポスターコンテストを実施しています。

APRSAFポスターコンテストは、アジア太平洋地域の6歳から12歳の子どもを対象とした国際コンテストです。指定のテーマに沿い、参加国が国内コンテストを実施します。各国が選出した3作品が本国際コンテストに出展されます。JAXA宇宙教育センターは、本分科会の永年共同議長として、日本代表作品の審査・選定と、開催地での展示支援などを行っています。

第20回目となる2025年のポスターコンテストでは、「Lunar City」をテーマに、アジア・太平洋地域の過去最多となった参加15カ国^※で開催された各国内コンテストに、合計5,431名の子どもたちが参加しました。その後、各国で選ばれた3作品が代表作品として出展され、合計44作品がAPRSAF-31ポスターコンテストに集まりました。

選出された作品はAPRSAF-31の現地会場およびAPRSAFウェブサイトにて展示され、APRSAF-31会議会場とAPRSAFウェブサイト上にて投票が行われました。 今年の投票総数（合計4,459票：ウェブサイト4,378票、会場81票）は過去最多となり、その結果、ポスターオブザイヤー賞2点（同じ得票数により２点選出）、スペシャルポスター賞1点、そして今年新設されたオンライン投票賞（ウェブサイト投票）1点が選ばれました。 さらに、フィリピン宇宙庁（PhilSA）職員によるPhilSA Crewmates' Choice賞およびJAXAの宇宙教育for All 分科会共同議長により、JAXA賞も選出されました。

^※参加国：アゼルバイジャン、イラン、インド、インドネシア、オーストラリア、韓国、スリランカ、タイ、中国、日本、パキスタン、バングラデシュ、フィリピン、ベトナム、マレーシア