宇宙を活用した教育実践例

理科 「ふりこ」

東京都・立川市立新生小学校(1)

  • 小学生
  • 学校教育

概要

東京都・立川市立新生小学校(1)
小学5年生
31名
平成25年7月17日 5校時
理科 「ふりこ」
落下実験装置で瞬間的に無重力の状態を再現し、振り子は無重力の状態ではどのような動きをするか予想した。回答は、ISSの実験VTRを活用した。
・発展教材として
○ 瞬間的に無重力の状態を作れること、落下実験装置には、多くの児童が高い関心を示した。
○ 無重力状態での振り子の動きを予想する上で、落下実験の結果を参考にできた。予想は、絵や理由も加えて説明することができた。
○ ISSの実験結果を興味深く視聴し、まとめにつなげられた。
△ 知識として、「無重力」はどのような状態になるか、イメージしたり発言したりできる児童は、各クラスとも1/3程度であった。

授業・活動後の先生のご感想、ご要望など

  • ○ 理科専科として、知識や事例を増やす貴重な経験ができた。
    ○ 落下実験装置のような大がかりな実験はあまり経験がないため、多くの児童が興味をもって授業に参加できた。
    △ 反面、非日常(身近ではない)のため、無重力の状態をイメージしづらく、どう予想してよいか戸惑う児童も見られた。
    △ 落下実験装置では無重力の状態は一瞬しか再現できず、児童主体の実験や結果の判定は困難である。
    △ 実験装置のセットや送料が課題。また、宇宙教育センターの方の支援がないと、専門的な知識のない教員には難しい。

授業の様子

授業の様子1
授業の様子2
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