宇宙を活用した教育実践例

ものの燃え方とロケット
(小学6年 理科「ものの燃え方と空気」の発展として)

新潟県・柏崎市立比角小学校

  • 小学生
  • 学校教育

概要

学校・団体名 新潟県・柏崎市立比角小学校
対象 小学6年生
対象人数 100名
実施日 2019年5月14日〜5月16日(1時間×3クラス)
タイトル ものの燃え方とロケット(小学6年 理科「ものの燃え方と空気」の発展として)
活動内容 ①酸素の無い宇宙でロケットがエンジンを燃焼させることができる理由を考える。
②実験:二酸化炭素を満たした集気ビン(酸素が無い状態)の中で花火は燃えるだろうか?
 ・花火はパーティーなどで使用する室内用花火を使用する。
 ・実験は教師の演示のみにする。
③「酸化剤」について知る。
④固体燃料と液体燃料について知る。
⑤実験:アルコールロケットを飛ばしてみよう。
(※下記、注意事項を参照のこと)
 ・350mlの空き缶の口をくり抜き、下部側面に穴を開けたものに紙コップ(ロケット)をかぶせ、エタノールを燃料とするものを使用する。
 ・実験は教師の演示のみにする。
理科「ものの燃え方と燃焼」学習指導案  PDF (176.3 KB)
注意事項
(JAXA記載)
・アルコールロケットの実験は爆発の恐れのある非常に危険な実験です。子供達への演示の前に何度か試行し、エタノールの量や飛距離などをあらかじめ把握してください。
・着火の際には、着火点からの距離を十分確保してしてください。マッチなど短いもので火をつけることは大変危険です。万が一の爆発に備え、ゴーグル等で目を保護することをお勧めします。
・建物の使用制限が『火気厳禁』の場合は、電気着火するなど、裸火の使用は避けてください。
・今回の実験では、酸化剤の役割を考えるために酸素を注入していますが、空気中の酸素のみで十分です。
・ロケットの周りに燃えやすいものを置かないようにしてください。また、消火のための水、消火器等をあらかじめ用意してください。
・紙コップの飛ぶ先に、人、物がないことを確認してください。
・子供達に危険な実験であることを説明してください。決して子供だけでやることのないよう、注意してください。
使用した宇宙の素材・教材など 宇宙教育教材 「燃える」の科学 より H-ⅡBロケットの説明
宇宙(そら)のとびら 第9号 より H-ⅡA、H-ⅡBロケットの説明 サターンVロケットの写真
参加者の様子・感想など
  • 酸化剤のことや、固体ロケット・液体ロケットのことが分かった。月に行くためには、ものすごく大きなロケットにたくさん燃料を積んでいったことが分かった。
  • 液体燃料は、酸化剤と燃料を調節できることを知った。
  • ロケットは燃料を切り離しながら飛んでいくことを初めて知った。
  • アルコール+酸素で空き缶に点火して紙コップが飛んでいくのが面白くて、やってみたいと思った。ロケットが飛ぶ瞬間を実験できて良かった。
  • ものが燃えるために、酸素がいかに大切かということがよく分かった。

活動後のご感想・ご要望など

  • 「ものを燃やす働きのある気体は酸素である」ということを学んだあとであるため「酸素のない宇宙空間でなぜロケットのエンジンが燃焼するのだろう?」という問いは子どもたちの思考活動を促し、「酸化剤」という存在を知ることで「やはり酸素が必要なのだ」と、更に理解を深めることができたように思う。
  • ロケットの話題は、ただそれだけで子どもたちの興味・関心を喚起している様子が見られた。身近なもの(花火・エタノール)で固形燃料・液体燃料を説明することができ、また簡単な実験ではあったがエタノールで紙コップロケットを飛ばす実験はインパクトもあり、全員でカウントダウンをして点火・発射するなど、たいへん楽しい活動になった。
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