授業連携

日本の宇宙開発について

群馬県・群馬県立高崎高等学校

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概要

<全授業を通した指導目標>

次年度に実施される群馬県教育委員会による米国派遣研修事業に先立ち、講義や施設見学を通じて、日本の宇宙開発の現状について学ぶ。

<対象>

高校1年生 79名

<期間>

平成18年7月24日
回数(総時間):1回(5時間30分)

<区分>

SSH(スーパーサイエンスハイスクール)

構成表

実施日
時間
形式
人数
授業内容
1
330分
見学
79名
筑波宇宙センター 見学(80分)
見学
Aグループ=無重量環境試験棟・宇宙飛行士養成棟 見学
支援:中沢 孝
(JAXA宇宙基幹システム本部 有人宇宙技術部 宇宙医学グループ 主任開発員)
Bグループ=ビデオ「小惑星探査機「はやぶさ」」上映
支援:岸 詔子(JAXA宇宙教育センター 主査)
*グループを入れ替え、AとBそれぞれを見学・ビデオ視聴を行う。(80分)
講義
「宇宙開発と日本」(80分)
講師:松本 勇
(JAXA宇宙基幹システム本部 試験センター 主任)
講義
「国際宇宙ステーションと日本実験棟『きぼう』について」(80分)
質疑応答(10分)
講師:柳光 広文
(JAXA宇宙基幹システム本部 JEM運用プロジェクトチーム 主任開発員)
支援:岸 詔子

『授業記録シート』

<今回の授業の指導目標>
日本の宇宙開発の現状を知る。

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
         
導入
(20分)
紹介ビデオを視聴し、筑波宇宙センターの概要を学んだ。
△必要に応じてメモをとるなどした。
展開
(300分)
施設見学ツアーに参加し、展示室や宇宙ステーション試験棟、無重量環境試験棟、宇宙飛行士養成棟などを見学した。

その後、2グループに分かれ、中沢孝さんによる無重量環境試験棟・宇宙飛行士養成棟の詳しい解説および見学と、岸詔子さんによるビデオを利用しての「はやぶさ」などの説明を受けた。

その後、松本勇さんによる「宇宙開発と日本」と題した講義、柳光広文さんによる「国際宇宙ステーションと日本実験棟『きぼう』について」と題した講義を受講した。
△必要に応じてメモをとり、レポート・報告書作成に備えた。
まとめ
(10分)
質疑応答

授業の感想・メモ

  • 宇宙開発というものの規模の大きさを肌で感じることができた。今後の計画についても知ることができ、とても勉強になった。講義の中で、日本の宇宙開発に対する予算面の現状を聞き、驚きがあったようだ。来年度、アメリカのNASAを訪問する可能性のある生徒たちにとって、良い事前研修となった。

群馬県・群馬県立高崎高等学校(1年生)

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