<全授業を通した指導目標>
小学校4年生の単元として「月と星」に関する内容が年間6時間程度割り振られている。そのうち3時間を割り当てて、アポロ計画以降、人類の月探査最大のプロジェクトといわれている<セレーネ>の研究ともからめ、月や星の科学的な研究にふれてもらい、宇宙への興味・関心を深めるきっかけとしたい。
<対象>
小学4年生 57名
<期間>
平成20年2月14日~平成20年3月14日
<区分>
- 教科 (理科)
授業連携
沖縄県・うるま市立具志川小学校
小学校4年生の単元として「月と星」に関する内容が年間6時間程度割り振られている。そのうち3時間を割り当てて、アポロ計画以降、人類の月探査最大のプロジェクトといわれている<セレーネ>の研究ともからめ、月や星の科学的な研究にふれてもらい、宇宙への興味・関心を深めるきっかけとしたい。
小学4年生 57名
平成20年2月14日~平成20年3月14日
回 |
実施日 |
時間 |
形式 |
人数 |
授業内容 |
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1
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45分
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講演
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57名
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「人類は月を目指した-挑戦する精神-」
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講師:的川 泰宣 (JAXA宇宙教育センター長) 支援:浅野 眞 |
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2
|
45分
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講義
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57名
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「太陽系の家族たち-挑戦する精神-」
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講師:油井 由香利 (JAXA宇宙利用推進本部地球観測研究センター 主任開発員) 支援:浅野 眞 |
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3
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3月6日
|
45分
|
フィールドワーク
|
57名
|
「太陽系の惑星の距離イメージをつかもう」
|
指導:喜友 名 一 (具志川小教諭) 支援:浅野 眞・宮原 有香 |
|||||
4
|
45分
|
講義
|
57名
|
「さあ、宇宙へ飛び立とうー挑戦する精神ー」
|
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講師神武 直彦 (JAXA情報・計算工学センター 主任開発員) 支援:浅野 眞・岸 詔子 |
<今回の授業の指導目標>
人類が空を見上げいろいろな想像をたくましく羽ばたかせ、それに果敢に「挑戦」することによって実現して来た歴史を「宇宙」をテーマに学んでいく。
時間配分 |
学習内容 |
◎教師の活動 △生徒の活動 |
指導上の留意事項 |
---|---|---|---|
導入 (10分) |
1.的川先生にいろいろ聞いてみようコーナー 2.的川先生の宇宙との関わり など |
△いろいろ気軽に質問してみる ◎子どもの頃の話 ◎ロケット工学に携わるようになっきっかけなど |
|
展開 (30分) |
1.ロケットの開発 2.「アポロ計画」 3.セレーネ(かぐや)の活躍 |
◎アポロに行き着く前に、人々が月を知るためにどんな努力をしてきたのか・・・映像と解説 ◎アポロ計画の成果 ◎日本の「かぐや」の成果 ◎これからの宇宙開発について △大事だと思うところはメモをとりながら聴く |
パワーポイント利用 |
まとめ (5分) |
質問と感想 お礼 |
△質問コーナー ◎補足 △お礼 |
<今回の授業の指導目標>
月に降り立った人類が、次に「火星」へ挑戦している。
その流れを学びながら、太陽系のいろいろな惑星たちについても学んでいく。
時間配分 |
学習内容 |
◎教師の活動 △生徒の活動 |
---|---|---|
導入 (10分) |
1.自己紹介 2.自分の今の研究内容についてのお話 |
◎沖縄との関わりなど |
展開 (30分) |
1.太陽系の惑星の種類 2.太陽系の惑星の特徴 |
◎水星、金星、地球、火星の特徴について ◎木星、土星、天王星、海王星の特徴 △質問など |
まとめ (5分) |
1.質問コーナー 2.お礼 |
△惑星のみに限定せず、星についての疑問を問う △授業のお礼 |
<今回の授業の指導目標>
宇宙に果敢にチャレンジするために、人類は「ロケット」を開発し、発展させてきた。
その挑戦の歴史と意義を学ぶ。
時間配分 |
学習内容 |
◎教師の活動 △生徒の活動 |
---|---|---|
導入 (10分) |
1.沖縄との関わり 2.自分の研究についての話 |
◎これまでの研究について、写真画像などを利用しながら説明する |
展開 (30分) |
1.ロケット開発の最前線の話 2.日本のロケット開発の歴史 ※ペンシル・ロケットの実物 3.ロケット開発の難しさとたのしさについて |
◎実物や画像を見てもらいながら説明する △大切だと思うところはメモしながら聴く △質問 ◎開発のたのしさとチームワークの大切さについて |
まとめ (5分) |
1.補足説明 2.お礼 |
◎出た質問などを元に、さらに補っておきたいところについて説明を加える △お礼の言葉 |
沖縄県・うるま市立具志川小学校