授業連携

スペースサイエンス -宇宙・地球・生命-

愛媛県・済美学園済美高等学校

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概要

▲講義の様子

<全授業を通した指導目標>

「済美サイエンスプロジェクト(SSP)」の一環として、宇宙の誕生から、地球環境、生命科学そして科学技術まで、自然科学全般を包括する「スペースサイエンス-宇宙・地球・生命-」というテーマに沿って主体的に研究活動を行う。
・宇宙の誕生から現在までの学習を通して自然科学・技術についての知見を深める。
・自然科学・技術に対する興味関心を一層高める。
・科学的思考力や問題解決能力の向上を図る。
・モチベーションを高め、自己実現を目指す。

<対象>

高校2年生 66名

<期間>

平成19年3月22日~平成20年2月28日
回数(総時間):33回(44時間5分)

<区分>

課外活動(済美サイエンスプロジェクト)、教科(情報A)

構成表

実施日
時間
形式
人数
授業内容
1
100分
講義
72名
「宇宙とは何か」
講師:吉川 真
(JAXA宇宙科学研究本部 宇宙情報・エネルギー工学研究系 助教授)
2
4月26日
50分
授業
68名
単元「問題解決のプロセス」で課題研究の過程を説明する
3
5月10日
50分
授業
67名
インターネットを利用して愛媛県総合科学博物館についての事前調査と調べ学習のテーマ設定をグループで行う
4
5月18日
195分
講義
鑑賞
見学
68名
「宇宙図」(60分)講師:(愛媛県総合科学博物館)
プラネタリウム「ガリレオが見た新しい世界」(45分)
愛媛県総合科学博物館(90分)
「プレ・課題研究」としての調べ学習
5
5月24日
50分
授業
67名
「プレ・課題研究」グループ毎に発表資料づくり
6
5月31日
50分
授業
67名
「プレ・課題研究」
グループ毎に発表
7
6月2日
90分
講義
67名
「宇宙開発と現代社会」
講師:的川 泰宣(JAXA宇宙教育センター長)
支援:浅野 眞・宮原 有香
8
6月7日
50分
授業
67名
科学プレゼンテーションの技術1
9
6月14日
50分
授業
67名
科学プレゼンテーションの技術2
10
6月21日
50分
授業
67名
課題研究のテーマ設定にむけての情報収集
11
6月23日
90分
ディスカッション
67名
課題研究のテーマ設定を決定
アドバイザー:浅野 眞
(JAXA宇宙教育センター参事)
12
6月28日
50分
授業
67名
課題研究テーマ発表会・研究計画のための情報収集1
13
7月12日
50分
授業
67名
課題研究テーマ発表会・研究計画のための情報収集2
14
8月1日
120分
発表
ディスカッションン
66名
「課題研究テーマ発表会」
アドバイザー:浅野 眞
(JAXA宇宙教育センター 参事)
15
9月6日
50分
授業
66名
課題研究調査1
16
9月20日
50分
授業
66名
課題研究調査2
17
9月27日
50分
授業
66名
科学プレゼンテーションの技術3
18
10月4日
50分
授業
66名
科学プレゼンテーションの技術4
19
10月25日
50分
授業
66名
中間発表準備
20
11月2日
120分
発表
65名
「課題研究中間発表」
※文化祭で課題研究の中間発表をポスター発表する
21
11月8日
50分
授業
66名
「課題研究調査3」
※文化祭で課題研究の中間発表をポスター発表する
22
11月15日
50分
授業
66名
課題研究調査4
23
11月22日
50分
授業
66名
課題研究調査5
24
11月29日
50分
授業
66名
科学論文の書き方1
25
11月13日
50分
授業
66名
科学論文の書き方2
26
1月24日
50分
授業
66名
課題研究発表準備1
27
1月31日
50分
授業
66名
課題研究発表準備2
28
2月7日
140分
発表
66名
課題研究発表審査会
29
2月14日
50分
授業
66名
課題研究発表準備3
30
2月18日
50分
授業
課題研究発表準備4
31
3月21日
50分
授業
課題研究発表リハーサル
32
2月23日

90分


190分

講演


発表
最終発表準備
講演「暗黒宇宙に挑む」講師:谷口 義明
(愛媛大学宇宙進化研究センター センター長 教授)

生徒課題研究発表
33
2月25日
50分
授業
研究成果の紹介 Webページの制作1
34
2月28日
50分
授業
研究成果の紹介 Webページの制作2
35
3月13日
50分
授業
1年間の自己評価・意見交換

第1回目/全33回『授業記録シート』

<今回の授業の指導目標>
「理科総合B」で学んだ「地球の変遷・生物の変遷」の総括的な知識の習得、また、今後の課題研究を始めるにあたっての基礎知識の習得を目的とする。

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
                
指導上の留意事項
導入
(5分)
講師紹介
◎講師紹介
展開
(80分)
「宇宙とは何か」
講師:吉川 真
(JAXA宇宙科学研究本部 宇宙情報
エネルギー工学研究系 助教授)

宇宙の姿を通して、宇宙137億年の歴史をさかのぼる。
◎記録

△講義を聴きながら、授業で学んだ知識の整理と新しい知識の習得
講義を集中して聞かせる。
まとめ
(15分)
まとめ

質疑応答
△講義に対する質問を発表した。

△感想記入

◎感想回収
積極的に質問するよう促す。

授業の感想・メモ

  •  「理科総合B」の授業で発展的内容として「宇宙の誕生」を学んだ後、教科書レベルの「地球の変遷」「生物の変遷」を学習した生徒たちに対し、授業の総まとめとしての講義であると同時に、2年生で実施する課題研究のテーマを決定するにあたって、「宇宙」を捉えるための総合的な講義であった。昨年の「無」からの宇宙誕生から現在に至るまで講義に対し、今回は現在の宇宙の姿を通して宇宙137億年の広がりを考える講義であったため、これを、時間的に捉えるのは難しかったように感じる。しかし、美しい写真を多用したパワーポイントの講義を通して、今後の課題研究の大テーマである「宇宙」について興味・関心を深めることができた。

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