<全授業を通した指導目標>
日本及び東洋のものの見方や考え方の特徴や西洋との考え方の違い等について考えさせるとともに、「神」と「人」との関係を追究する契機とさせたい。
授業連携
長崎県・長崎大学教育学部附属中学校
日本及び東洋のものの見方や考え方の特徴や西洋との考え方の違い等について考えさせるとともに、「神」と「人」との関係を追究する契機とさせたい。
回 |
実施日 |
時間 |
形式 |
人数 |
授業内容 |
---|---|---|---|---|---|
1
|
100分
|
授業
講義 |
16名
|
講座のねらいや主な学習内容を把握する
「自然と宇宙と神」 |
|
講師:荒川 紘(愛知東邦大学 特任教授) |
|||||
授業 授業 |
「神」と「人」との関係について考える 学習成果をまとめる |
||||
支援:浅野 眞 |
|||||
2
|
100分
|
ディスカッション
|
16名
|
東洋と西洋の宇宙、神について
|
|
講師・支援:浅野 眞(JAXA宇宙教育センター 参事) 支援:浅野 眞 |
|||||
3
|
60分
|
授業
講義 |
14名
|
講座のねらいや主な学習内容を把握する
「自然と宇宙と神」 |
|
講師:荒川 紘(愛知東邦大学 特任教授) |
|||||
授業 授業 |
「神」と「人」との関係について考える 学習成果をまとめる |
||||
支援:浅野 眞 |
|||||
4
|
50分
|
講義
|
14名
|
神に対する自己の考えと理由をまとめ,ワークシートに記述する。
|
|
5
|
100分
|
ディスカッション
|
14名
|
東洋と西洋の宇宙、神について
|
|
講師・支援:浅野 眞(JAXA宇宙教育センター 参事) 支援:浅野 眞 |
時間配分 |
学習内容 |
◎教師の活動 △生徒の活動 |
指導上の留意事項 |
---|---|---|---|
導入 (5分) |
神に対する生徒のとらえ方を見直すとともに、本時の講師の話や次時の討論会に向けて考えるとする。 |
◎複数の生徒に「神とは」と投げかける。 △「すごく大きなもの」「人間が創り出したもの」 ◎「困った時の神頼み」「触らぬ神にたたりなし」などのことわざを紹介し、現代の生活にも神という考え方が根ざしていることを知らせる。 |
生徒の考えを引き出すよう、発言しやすい雰囲気をつくる。 |
展開 (90分) |
講師の話を聞き、東洋的な神の考え方と西洋的な神の考え方とを比べる。 |
◎次のような視点で講義する。 1.日本の歴史を概観し、神に対する考え方に影響を与えた主な出来事を紹介する。 2.日本人が自然の中に神がおり、神と共存するという意識を持っていたことを説明する。 3.西洋の人々が神は自然を説明し、コントロールできる全知全能の神であるということを説明する。 |
比較しやすいように、要点を絞って説明する。 |
まとめ (5分) |
本時の学習で考えたことをまとめる。 |
◎今日の授業で考えたり感じたりしたことをまとめてみよう。 △神に対する考え方が広がった。西洋と東洋では考え方が異なることを知った。 |
西洋と日本との違いについて考えるよう促す。 |
時間配分 |
学習内容 |
◎教師の活動 △生徒の活動 |
指導上の留意事項 |
---|---|---|---|
導入 (20分) |
前時の学習内容を振り返るとともに、「神」に対する自己の考え方をまとめる。 |
◎次の点をワークシートにまとめさせる。 1.「神」とは 2.「1」の理由 3.今後、どのように神と付き合っていくか。 |
机間指導をしながら、次のパネル討議のパネリストを選出する。 |
展開 (70分) |
次のテーマでパネル討議を開く。 テーマ1「神」とは テーマ2「神とどのように付き合っていきたいか」 |
パネル討議の流れは次のとおり。 1.パネリストの自己紹介及び前回の講師(荒川先生)の話を聞いた感想を述べる。 2.テーマ2に対するパネリストの考えと理由を述べる。 3.聴衆を交えて討議する。(討議の焦点は、神と人間はどちらが上かあるいは対等か 等) 4.テーマ?に対するパネリストの考え 5.聴衆を交えて討議する。 |
教師がコーディネーターを務め、聴衆の意見を引き出したり議論の焦点を絞ったりする。 |
まとめ (10分) |
パネル討議で考えたことをまとめる。 |
今の考えを自由に記述させる。 |
ワークシートにまとめさせるとともに、共感的な姿勢で声をかる。 |
時間配分 |
学習内容 |
◎教師の活動 △生徒の活動 |
指導上の留意事項 |
---|---|---|---|
導入 (5分) |
神に対する生徒のとらえ方を見直すとともに、本時の講師の話や次時の討論会に向けて考えるとする。 |
◎複数の生徒に「神とは」と投げかける。 △「すごく大きなもの」「人間が創り出したもの」 ◎「困った時の神頼み」「触らぬ神にたたりなし」などのことわざを紹介し、現代の生活にも神という考え方が根ざしていることを知らせる。 |
生徒の考えを引き出すよう、発言しやすい雰囲気をつくる。 |
展開 (40分) |
講師の話を聞き、東洋的な神の考え方と西洋的な神の考え方とを比べる。 |
◎次のような視点で講義する。 1.日本人が自然の中に神がおり、神と共存するという意識を持っていたことを説明する。 2.西洋の人々が神は自然を説明し、コントロールできる全知全能の神であるということを説明する。 |
比較しやすいように、要点を絞って説明する。 |
まとめ (5分) |
本時の学習で考えたことをまとめる。 |
◎今日の授業で考えたり感じたりしたことをまとめてみよう。 △神に対する考え方が広がった。西洋と東洋では考え方が異なることを知った。 |
西洋と日本との違いについて考えるよう促す。 |
時間配分 |
学習内容 |
◎教師の活動 △生徒の活動 |
指導上の留意事項 |
---|---|---|---|
導入 (15分) |
前時の学習内容を振り返る。 |
◎前時の講義内容について感じたことや考えたことを発表させる。 |
率直な思いを述べられるような雰囲気をつくる。 |
展開 (30分) |
神に対する自己の考えと理由を記述する。 |
◎次の点をワークシートにまとめさせる。 1.「神」とは 2.「1」の理由 3.今後、どのように神と付き合っていくか。 |
机間指導をしながら、次のパネル討議のパネリストを選出する。 |
まとめ (5分) |
次時の学習内容を確認する。 |
パネル討議をすることを告げる。 |
話し合い活動への意欲をかりたてる。 |
時間配分 |
学習内容 |
◎教師の活動 △生徒の活動 |
指導上の留意事項 |
---|---|---|---|
導入 (5分) |
本時の学習内容と進め方を確認する。 |
◎パネリストを発表する。 |
パネリストの主張内容のバランスに配慮する。 |
展開 (80分) |
次のテーマでパネル討議を開く。 テーマ1 「神」とは テーマ2 「神とどのように付き合っていきたいか」 |
パネル討議の流れは次のとおり。 1.パネリストの自己紹介及び前回の講師(荒川先生)の話を聞いた感想を述べる。 2.テーマ1に対するパネリストの考えと理由を述べる。 3.聴衆を交えて討議する。(討議の焦点は、神と人間はどちらが上かあるいは対等か 等) 4.テーマ2に対するパネリストの考え 5.聴衆を交えて討議する。 |
教師がコーディネーターを務め、聴衆の意見を引き出したり議論の焦点を絞ったりする。 |
まとめ (15分) |
パネル討議で考えたことをまとめる。 |
今の考えを自由に記述させる。 |
ワークシートにまとめさせるとともに、共感的な姿勢で声をかる。 |
長崎県・長崎大学教育学部附属中学校