授業連携

宇宙開発と今後の課題

東京都・東京未来塾

  • その他
  • 高3
  • 探究

概要

<全研修を通した指導目標>

(1) 見学・講義を通して、宇宙開発の現状や今後の計画について学び、宇宙開発に関する課題を把握する。
(2) 宇宙開発に関わるミッションを実現させる探究活動を通して、宇宙開発の意義と今後の在り方について考える。

<対象>

高校3年生 40名

<期間>

平成19年7月14日~平成19年7月25日

<区分>

課外活動

構成表

実施日
時間
形式
人数
授業内容
1
315分
講義
授業
講義
40名
筑波宇宙センター施設見学(75分)
ビデオによる学習(60分)
第1部】「日本と世界の宇宙開発の現状と課題」(90分)
講師:樋口 清司(JAXA 理事)
講義
【第2部】「宇宙開発と現代社会の関わり」(60分)
講師:油井 由香利(JAXA宇宙利用推進本部
地球観測研究センター 主任開発員)
授業
班別探究活動(5班)(30分)
(1)環境問題の解決のための宇宙利用(現状と課題)
(2)宇宙における軍事利用(現状と課題)
(3)情報通信と宇宙(現状と課題)
(4)宇宙法(現状と課題)
(5)宇宙探査は有人で行うべきか無人で行うべきか(ディベート)
支援:浅野 眞
2
7月17日
150分
授業
40名
班別探究活動(5班)
発表準備・資料作成
助言者:油井 由香利(JAXA宇宙利用推進本部
地球観測研究センター 主任開発員)
>指導・講評:浅野 眞
(JAXA宇宙教育センター 参事)
3
7月25日
180分
発表




ディスカッション
40名
発表・質疑応答(5班)
(1)環境問題の解決のための宇宙利用(現状と課題)
(2)宇宙における軍事利用(現状と課題)
(3)情報通信と宇宙(現状と課題)
(4)宇宙法(現状と課題)
(5)宇宙探査は有人で行うべきか無人で行うべきか(ディベート)
「宇宙開発はどうあるべきか」
指導・講評:浅野 眞(JAXA宇宙教育センター 参事)
助言者:油井 由香利
(JAXA宇宙利用推進本部 地球観測研究センター 主任開発員)
支援:宮原 有香

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第1回目/全3回『授業記録シート』

<今回の授業の指導目標>
見学・講義を通して、宇宙開発の現状や現代社会の関わりについて学び、宇宙開発に関する課題を把握する。

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
                    
指導上の留意事項
導入
(135分)
1.筑波宇宙センターの見学

2.ビデオによる学習
△Eゾーン:ビデオ視聴
 Sゾーン:展示室見学
(ロケット、人工衛星、国際宇宙ステーション、「きぼう」日本実験棟など)
  Wゾーン:宇宙ステーション試験棟
 ゾーン:構造試験棟(音響体験)
△Eゾーン:ビデオ視聴
○バスを利用する。

○展開の講義に向け、宇宙開発に関する理解を深める。
展開
(150分)
講義【第1部】「日本と世界の宇宙開発の現状と課題」
講師:樋口 清司氏(JAXA 理事)

講義【第2部】「宇宙開発と現代社会の関わり」
講師:油井 由香利氏(JAXA)
◎宇宙開発の現状と課題について、第1部ではグラフや表を利用しながら、社会学的視点(高等学校科目「政治経済」や「現代社会」)から包括的な内容を、また、第2部では写真等を利用しながら、地球観測に係る宇宙利用について、具体的な実例をあげながら講義をする。

△講義を等して、宇宙開発の現状と課題を把握する。
○パワーポイントを利用する。
まとめ
(30分)
課題設定に向けた班別協議(計5班)
(1)環境問題の解決のための宇宙利用(現状と課題)
(2)宇宙における軍事利用(現状と課題)
(3)情報通信と宇宙(現状と課題)
(4)宇宙法(現状と課題)
(5)宇宙探査は有人で行うべきか無人で行うべきか(ディベート)
○班編制及び探究の方向性について確認する。

授業の感想・メモ

  • 課題(5)として、宇宙探査は有人で行うべきか無人で行うべきかというテーマを設定し、ディベートを実施することとした。肯定派、否定派の決定は、発表当日とし、両方の立場を探究させることとした。
  • 筑波宇宙センターにて、ロケットの歴史、宇宙ステーション建設に関する施設等を見学し、また音響体験をすることで、塾生全員が壮大な宇宙への興味・関心を高めることができた。

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