<全授業を通した指導目標>
・宇宙食作りを通して、普段実習で行っている衛生管理面を再認識するとともに、食の安全についてより理解を深める。
・自分の興味・関心に基づいた課題を設定し、自ら考え主体的に追究し解決することができる。
・課題解決の過程を通して、新たな課題を見つけ追究し続けることで、今後の食品を扱う者としての自覚をもたせる。
<対象>
高校3年生 18名
<期間>
平成20年9月10日~平成21年1月22日
<区分>
- 総合学習の時間
授業連携
福井県・福井県立小浜水産高等学校
・宇宙食作りを通して、普段実習で行っている衛生管理面を再認識するとともに、食の安全についてより理解を深める。
・自分の興味・関心に基づいた課題を設定し、自ら考え主体的に追究し解決することができる。
・課題解決の過程を通して、新たな課題を見つけ追究し続けることで、今後の食品を扱う者としての自覚をもたせる。
高校3年生 18名
平成20年9月10日~平成21年1月22日
回 |
実施日 |
時間 |
形式 |
人数 |
授業内容 |
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1
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100分
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講義
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45名(2、3年生)
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「宇宙食について」
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講師:中沢 孝 (JAXA有人宇宙環境利用ミッション本部有人宇宙技術部宇宙飛行士健康管理グループ 主任開発員) 支援:岸 詔子 |
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2
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9月11日
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100分
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講義
|
18名
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講演をうけて、もし自分で宇宙食を作るならどのようなものを宇宙で食べてほしいか、作成時の工夫点などを考える。
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3
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9月17日
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50分
|
講義
|
18名
|
宇宙食試作実習の方向性具体的計画:班ごとに実際に宇宙食を作るための立案。
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4
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10月8日
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50分
|
講義
|
18名
|
宇宙食試作実習の方向性・具体的計画:班ごとに実際に宇宙食を作るための立案
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5
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10月15日
|
50分
|
講義
|
18名
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試作のための準備・材料などの購入:試作に必要な材料・器具の購入・準備。
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6
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10月16日
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200分
|
講義
|
18名
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試作実習:立案した計画に従い、試作品を作成する。
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7
|
10月22日
|
50分
|
講義
|
18名
|
試作品の評価:試作品を実際に試食して反省点や改良点を挙げる。
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8
|
10月23日
|
200分
|
講義
|
18名
|
試作品の評価:試作品を実際に試食して反省点や改良点を挙げる。
|
9
|
11月5日
|
90分
|
講義
|
18名
|
試作についての報告書作成:試作品についての反省点や改良点の報告書を作成する。
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10
|
11月6日
|
200分
|
講義
|
18名
|
試作についての報告書作成:試作品についての反省点や改良点の報告書を作成する。
|
11
|
11月12日
|
50分
|
講義
|
18名
|
制作準備、材料などの購入:試作についての報告書を参考にして制作準備をする。
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12
|
11月13日
|
200分
|
講義
|
18名
|
制作実習:実際に製品にするつもりで調理を行う。
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13
|
11月19日
|
50分
|
講義
|
18名
|
完成品試食会準備
|
14
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11月20日
|
200分
|
講義
|
18名
|
完成品試食会準備
|
15
|
12月18日
|
200分
|
講義
|
18名
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報告書・プレゼンテーション作成:完成品についての報告書と発表準備を行う。
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16
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1月14日
|
50分
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講義
|
18名
|
報告書・プレゼンテーション作成:完成品についての報告書と発表準備を行う。
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17
|
1月15日
|
200分
|
講義
|
18名
|
報告書・プレゼンテーション作成:完成品についての報告書と発表準備を行う。
|
18
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1月21日
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50分
|
講義
|
18名
|
報告書、プレゼンテーション作成
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19
|
50分
|
授業
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9名(3年生)
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実習発表会
※WEB会議システムを利用した遠隔授業 |
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講評:中沢 孝 (JAXA有人宇宙環境利用ミッション本部 有人宇宙技術部宇宙飛行士健康管理グループ 主任開発員) |
<今回の授業の指導目標>
・宇宙で生活するとは、地球上で生活するのとはどのような違いがあるかを理解する。
・無重力での食事とはどのようなものかを理解する。
・実際に自分で宇宙食を作る際にどのようなことが必要か、どのようなところに気をつけなければいけないかを質問等で解決する。
時間配分 |
学習内容 |
◎教師の活動 △生徒の活動 |
指導上の留意事項 |
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導入 (10分) |
1.本講義の内容を理解する。 |
◎講義の内容をメモするレポート用紙を配布する。 ◎講師の方の紹介 △レポート用紙に名前を記入し、講師の方の話を聞く。 |
・実際に自分で宇宙食を作る際に参考になる点、質問事項などしっかりメモするよう指示する。 |
展開 (75分) |
2.講師の方のお話を聞く ・JAXAではどのようなことをしているのか ・宇宙とは ・宇宙での体の変化 ・宇宙での衣食住 ・宇宙食に必要なこと ・宇宙食の試食 等 |
△講師の方のお話を聴きながら、初めて知ったことや参考になることなどをレポート用紙にメモする。 △講師の方の問いかけに答えたり、適宜質問をしたりする。 △宇宙食の見本を見て、宇宙食のイメージをもつ。 |
・必要なことをしっかりメモするよう指導する。 |
まとめ (15分) |
3.講師の方に質問をする 4.今後の活動について示唆をいただく |
△疑問に思うことを質問する。 ◎講師の方のアドバイスをもとに、学習計画を立て取り組んでいくことを伝える。 |
<今回の授業の指導目標>
実習で試作した宇宙食を実際にJAXAの方に試食していただき、試食した感想・意見などをもとに、これからどう改良すればよいか、どのように修正しなければいけないかを考える。
時間配分 |
学習内容 |
◎教師の活動 △生徒の活動 |
指導上の留意事項 |
---|---|---|---|
導入 (10分) |
中沢先生への挨拶と今回作成した試作品の紹介。 |
△インターネット会議システムの操作の仕方を理解し、交信ができるかを確認する。 ◎生徒が確実に会議システムツールを使えているか確認する。 |
事前に使用方法を説明しておく。 |
展開 (30分) |
試食していただいた感想・意見をお聞きする。 1.ワカメ炒飯 2.サバ味噌煮 3.サバ味付け |
△それぞれの試作についての意見をよく聞き、ノートにメモをとる。 △試作品作成時に疑問に思ったことなどを質問する。 |
必要事項をしっかりメモするよう指導する。 |
まとめ (10分) |
今後の活動について示唆をいただき、まとめる。 |
◎中沢先生にアドバイスされたことをまとめて今後にどう生かすかを伝える。 |
福井県・福井県立小浜水産高等学校