授業連携

宇宙探査の最前線

長崎県・長崎大学教育学部附属中学校

  • 中学校
  • 中2
  • 中3
  • 総合的な学習の時間

概要

<全授業を通した指導目標>

地球周回軌道への機器や人間の投入等、輸送システムとしてのロケットの仕組みと飛行の原理を学び、その開発の歴史及び未来を眺望します。現代社会を支える実用衛星や地球、宇宙の謎を探究する科学衛星等の仕組みと役割について紹介します。

<対象>

中学2、3年生

<期間>

平成20年11月12日~平成20年12月10日

<区分>

総合学習の時間

構成表

実施日
時間
形式
人数
授業内容
1
100分
講義
33名
「宇宙探査の最前線」
講師:吉川 真
(JAXA宇宙科学研究本部 宇宙情報・エネルギー工学研究系 准教授)
支援:黒谷 明美
2
100分
講義
33名
前回の授業の振り返り
支援:黒谷 明美
3
100分
講義
29名
「宇宙探査の最前線」
講師:吉川 真
(JAXA宇宙科学研究本部 宇宙情報・エネルギー工学研究系 准教授)
支援:黒谷 明美
4
100分
講義
29名
前回の授業の振り返り
支援:黒谷 明美

第1回目/全4回『授業記録シート』

<今回の授業の指導目標>
「宇宙探査の最前線」
現代社会を支える実用衛星や地球及び宇宙の謎を探究する科学衛星等の仕組みやその開発の歴史を理解させる。

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
                   
指導上の留意事項
導入
(5分)
本時の学習内容を知る。
◎太陽系の天体を大きい順に考えさせ、発表させる。

△太陽系の天体を大きい順考え、プリントに記入し、発表する。

◎太陽系のどの天体よりも小さい小惑星「イトカワ」についての話を通して、最新の知識や技術を紹介していくことを伝える。
生徒が質問しやすい雰囲気をつくる。
展開
(85分)
「はやぶさ」ミッションの詳しい解説を講師から聞き、宇宙探査の先端技術について知る。
◎次のような視点で講義する。

1.はやぶさの持つ新しい技術について説明する。

2.はやぶさの持つ新しい科学観測技術について説明する。

3.小惑星「イトカワ」の名前の由来や小惑星の特徴を知る意味について説明する。
日本の技術の高さについて生徒が理解しやすいように、要点を絞って説明する。

イトカワの模型などを示し、観測技術の高さに興味を持たせる。
まとめ
(10分)
本時の学習で考えたことをまとめる。
◎今日の授業で考えたり感じたりしたことをまとめてみよう。
感想用紙に記入させる。

授業の感想・メモ

  • 地球から遠く離れた宇宙へ旅だった「はやぶさ」が地球に再び戻ってくるという技術の高さやその努力に感動した生徒が多く、通信の仕組みや開発に関係した人々の歴史を考えることが必要であると感じた。

第2回目/全4回『授業記録シート』

<今回の授業の指導目標>
「探査機を動かそう」
小型ロボットを指示通りに動かす活動を通して、ロボット工学やプログラミングに興味を持たせる。

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
                   
指導上の留意事項
導入
(5分)
本時の活動を知る。
◎火星探査機が撮影した火星での日没写真を示し、探査機のしくみについて興味を持たせる。

◎本時の活動内容を伝える。
展開
(60分)
小型ロボットの動き方をプログラミングし、設定されたコースを動かす。
◎プログラムの作成手順を説明する。

△班員と協力しプログラミングを行う。

△作成したプログラムで設定されたコースどおりに動くか確認する。

△プログラミングを試行錯誤する。

△新たなコースにチャレンジする。
机間指導をしながら、生徒の制作状況を把握する。

小型ロボットはあらかじめ組み立てておく。

できるだけ少人数の班になるよう、パソコン等の機材をそろえておく。
まとめ
(30分)
講師の先生による講義と本時をまとめて、振り返りを行う。
◎ロボットの開発やプログラミング技術の進歩が災害救助等でも生かされていることも想起させる。

△講義や活動を通して、感じたことや考えたことをまとめる。
感想用紙に記入する。

授業の感想・メモ

  • 多くの生徒がプログラミングに興味を持って取り組んでいた。小型ロボットの数や準備、PCの数の確保等が課題であるが、小型ロボットが幅広い拡張性を持っているため、選択教科等多くの時間が確保できる際に、さまざまな機能を加えてプログラミングさせると面白いと感じた。

第3回目/全4回『授業記録シート』

<今回の授業の指導目標>
「宇宙探査の最前線」
現代社会を支える実用衛星や地球及び宇宙の謎を探究する科学衛星等の仕組みやその開発の歴史を理解させる。

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
                   
指導上の留意事項
導入
(5分)
本時の学習内容を知る。
◎太陽系の天体を大きい順に考えさせ、発表させる。

△太陽系の天体を大きい順考え、プリントに記入し、発表する。

◎太陽系のどの天体よりも小さい小惑星「イトカワ」についての話を通して、最新の知識や技術を紹介していくことを伝える。
展開
(85分)
「はやぶさ」ミッションの詳しい解説を講師から聞き、宇宙探査の先端技術について知る。
◎次のような視点で講義する。

1.はやぶさの持つ新しい技術について説明する。

2.はやぶさの持つ新しい科学観測技術について説明する。

3.小惑星「イトカワ」の名前の由来や小惑星の特徴を知る意味について説明する。
日本の技術の高さについて生徒が理解しやすいように、要点を絞って説明する。

イトカワの模型などを示し、観測技術の高さに興味を持たせる。
まとめ
(10分)
本時の学習で考えたことをまとめる。
◎今日の授業で考えたり感じたりしたことをまとめてみよう。
感想用紙に記入させる。

授業の感想・メモ

  • 地球から遠く離れた宇宙へ旅だった「はやぶさ」が地球に再び戻ってくるという技術の高さやその努力に感動した生徒が多く、通信の仕組みや開発に関係した人々の歴史を考えることが必要であると感じた。

第4回目/全4回『授業記録シート』

「探査機を動かそう」
小型ロボットを指示通りに動かす活動を通して、ロボット工学やプログラミングに興味を持たせる。

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
                   
指導上の留意事項
導入
(5分)
本時の活動を知る。
◎火星探査機が撮影した火星での日没写真を示し、探査機のしくみについて興味を持たせる。

◎本時の活動内容を伝える。
展開
(60分)
小型ロボットの動き方をプログラミングし、設定されたコースを動かす。
◎プログラムの作成手順を説明する。

△班員と協力しプログラミングを行う。

△作成したプログラムで設定されたコースどおりに動くか確認する。

△プログラミングを試行錯誤する。

△新たなコースにチャレンジする。
机間指導をしながら、生徒の制作状況を把握する。

小型ロボットはあらかじめ組み立てておく。

できるだけ少人数の班になるよう、パソコン等の機材をそろえておく。
まとめ
(30分)
講師の先生による講義と本時をまとめて、振り返りを行う。
◎ロボットの開発やプログラミング技術の進歩が災害救助等でも生かされていることも想起させる。

△講義や活動を通して、感じたことや考えたことをまとめる。
感想用紙に記入する。

授業の感想・メモ

  • 多くの生徒がプログラミングに興味を持って取り組んでいた。小型ロボットの数や準備、PCの数の確保等が課題であるが、小型ロボットが幅広い拡張性を持っているため、選択教科等多くの時間が確保できる際に、さまざまな機能を加えてプログラミングさせると面白いと感じた。

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