授業連携

地域を知ろう

鹿児島県・鹿児島市立和田中学校

  • 中学校
  • 中1
  • 総合的な学習の時間

概要

<全授業を通した指導目標>

「地域を知ろう」という和田タイム(総合的な学習の時間)でのテーマ学習をする前に、宇宙の星の中でも近くには確認できない、”稀な”天体である地球に自分たちは住んでいることを知ってもらい、その上で地域について、環境についての学習をする。

<対象>

中学1年生 280名

<期間>

平成20年11月4日~平成20年12月11日

<区分>

総合学習の時間

構成表

実施日
時間
形式
人数
授業内容
1
11月4日
45分
講義
280名
「地域の中の宇宙関係施設」
指導教諭:大塚 泰史(和田中教諭,宇宙教育指導者)
2
11月27日
50分
講義
280名
「鹿児島と宇宙」
指導教諭:大塚 泰史(宇宙教育指導者)
3
60分
講義
280名
「宇宙の中の地球」
講師:的川 泰宣(JAXA技術参与)
支援:宮原 有香
4
12月11日
120分
講義
調査
30名
「太陽系の中の地球」
指導教諭:大塚 泰史(宇宙教育指導者)

第3回目/全4回『授業記録シート』

<今回の授業の指導目標>
 近年、頻繁に宇宙に関する話題が新聞やテレビで報道されています。それだけ宇宙が身近になってきていますが,生徒にとってはまだまだ遠い存在です。鹿児島は日本における宇宙の玄関口であることから、「地域を知ろう」の地域の枠を大きく広げ、地球の特徴を知り、環境問題を自分達の問題として考えられるきっかけとする。
「宇宙の中の地球という小さな星の日本という小さな国、その中の南の端にある鹿児島県の中の鹿児島市の南部、和田校区の一人として、何を考えていくべきかを学ぶ」機会とする。

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入
(10分)
1.講師の紹介と本時のめあてを確認する
◎ワークシートを配布する。

◎JAXAと講師を紹介する。

◎宇宙について理解できるように、しっかり話を聞くこと、質問すること等を伝える。
60分の講義をしっかり聴くこと、宇宙について理解できるように、しっかり話を聞くこと、質問すること等を伝える。
展開
(60分)
2.講師の話を聞く
・「和田中学校の現在から宇宙誕生まで」さかのぼる

・「コスモスカレンダー」で宇宙の歴史を1年とすると

・「和田中学校から宇宙を見渡してみると」等
△講師の方のお話を聴きながら、ワークシートに初めて知ったことや参考になることなどをメモする。

△講師の方の問いかけに答えたり、適宜質問をしたりする。

△スライドをみて、宇宙の中の地球についてイメージする。
・Power Pointのスライドをプロジェクターを使って提示し、話をする。(講師)

・生徒の表情や反応などに留意する。(教師)
まとめ
(20分)
3.講師に質問をする。

4.講和の内容についてまとめる。
△疑問に思うことを質問なする。

◎落ち着いた雰囲気の中で、ワークシートに記入させる。

△ワークシートに記入する。

授業の感想・メモ

  • 的川先生の話し方が上手で、最後まで集中して話が聞けた。宇宙のことだけでなく、自分がいる地球のことにも目を向けようと思った。
  • 自分も宇宙飛行士になって無重力状態を一度体験してみたいと思った。
  • 鹿児島が日本における宇宙の玄関口であることがわかった。
  • 宇宙の中の地球はちっぽけなものであり,宇宙の歴史からすると地球の歴史,人類の歴史はちっぽけであることがわかった。

鹿児島県・鹿児島市立和田中学校

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