授業連携

飛ぶ科学

青森県・青森市立沖館小学校

  • 小学校
  • 小5
  • 総合的な学習の時間

概要

<全授業を通した指導目標>

<対象>

小学5年生 93名

<期間>

平成21年11月25日

<区分>

総合学習の時間

構成表

実施日
時間
形式
人数
授業内容
1
130分
授業
演示
実験
実験
93名
導入(動画・画像)(15分)
大気圧に関する演示実験(ペットボトル、ガラス管)(15分)
大気圧に関する生徒実験(45分)
熱気球を飛ばそう(40分)
講師:遠藤 純夫
(全国中学校理科教育研究会 顧問)

松澤 俊志
(東京都国分寺市教育委員会科学センター指導員)
支援:宮原 有香

第1回目/全1回『授業記録シート』

<今回の授業の指導目標>
・空気の重さや大気圧によるさまざまな現象を調べ、大気圧の大きさを実感させる。
・暖かい空気は上に上がっていくことを、熱気球を浮き上がらせる体験を通して実感させる。
・みんなで協力して作った気球が大空に上っていく喜びを共有する。

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入
(15分)
ビデオや写真を視聴し、宇宙への関心を高めた。
演示・実験
(60分)
・炭酸飲料の空のペットボトルに空気を詰めたときと空の時の重さの違いを知った。

・空き缶やペットボトルに少量の熱湯を入れて振り、次にひやすことで空き缶やペットボトルがつぶれることを知った。

・ガラス管の中が真空になると、大気圧におされて水が管の中に入ってくることを知った。

・真空に近い状態になると、いろいろな現象が起こることを知った。

・机からとれないゴム板から大気圧の力を知った。

・暖かい空気は上に上がっていくことから熱気球が浮き上がることを実感した。
△空気の重さに関する演示実験を見た。

△空気圧に関する演示実験を見た。






△真空に近くなるとどんな現象がおこるか実験した。「ふくらむ風船・マシュマロ」「ラップでポン」

△厚手のゴム板に取っ手をつけたものを机に当てて引き上げ、大きな力でもとれないことを実感した。

◎グループで協力してできるように支援した。

△ポリ袋で気球を作り、専用のランチャーを使って熱気球を打ち上げる。

◎ランチャーの送風口近くの熱風で袋が溶けないようにしながら、空気をうまく入れるようにした。
・一人一人が空気圧を体感できるように配慮した。







・熱気球が上に上がっていく喜びを共有できるように配慮した。










・グループで協力してできるように
まとめ
(5分)
・質疑応答

授業の感想・メモ

  • 空気に重さがあるとは思わなかったので、空気を入れたペットボトルの方に天秤がかたむいてびっくりした。
  • 空気を抜くとマシュマロや風船がふくらんで、不思議だった。
  • 机にくっついたゴムの板はひっぱってもとれなくて、すごい力だと思った。わきの方から少し空気を入れると簡単にとれておもしろかった。
  • 熱気球は班で協力して作って楽しかった。あんなに大きな袋が上に上がっていって感動した。少しすると静かに下りてきて、暖かい空気は上に、温度が下がると下にくることが、改めてわかった。

青森県・青森市立沖館小学校

授業連携実績一覧

このページのTOPへ