授業連携

月と太陽

鹿児島県・鹿児島市立明和小学校

  • 小学校
  • 小6
  • 理科

概要

<全授業を通した指導目標>

月や太陽の学習を基に、太陽系や宇宙に興味を広げ宇宙の不思議さに触れよう。

<対象>

小学校6年生 119名

<期間>

平成23年2月23日

<区分>

教科 (理科)

構成表

実施日
時間
形式
人数
授業内容
1
45分
授業
85名
6年生の「月と太陽」の単元の発展的な内容として、月の位置や満ち欠けの様子だけでなく、太陽系の惑星・衛星の話やJAXAの宇宙探査活動(月周回衛星「かぐや(セレーネ)」や「はやぶさ」等)の講話を中心に、子どもたちが宇宙に興味・関心をもつ授業を展開する。
講師:晴山 慎
(JAXA宇宙科学研究所 月・惑星探査プログラムグループ研究員)

第1回目/全1回『授業記録シート』

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入
(10分)
1.ガリレオのスケッチや月の表と裏の写真から、月の満ち欠けや月が常に地球に同じ面を向けていることを知り、宇宙の不思議さを感じ取る
◎映像を見ながら、児童に自由に質問させて、質疑応答を行う。

△自分が思ったことを、内容がわかるように質問する。
・パソコンで、スライドやデジタルコンテンツを用い解説して、児童の興味・関心を高める。
展開
(25分)
2.月周回衛星「かぐや」の活動について説明を聞き、月の最も高い部分や最も低い部分など月について詳しく知る。
◎15種類の観測ミッションを搭載した史上最強の月周回探査機「かぐや」の活動について説明するとともに、「かぐや」が解き明かす月の謎について解説する。

△大事に思ったところ、興味を感じたところをメモを取りながら聞く。
・月の模型やJAXAのデジタルコンテンツ、かぐや3D ムーンナビ用い解説して、児童の興味・関心を高める。
まとめ
(10分)
3.さまざまな宇宙の不思議に関して、JAXAが「はやぶさ」など探査機を飛ばし宇宙の謎に挑んでいることや、収集したデータを時間をかけて分析していることを知る。
◎スライドを用いて、過去から最新の探査計画をわかりやすく説明する。

△本日学習したことをまとめながら、自分が疑問にもったことを質問する。
・JAXAの今後の研究内容を説明することで、将来、宇宙に関する仕事をしてみたいというキャリア教育の一環として児童の関心を高める。

授業の感想・メモ

  • 6年生の「月と太陽」の単元の発展的な内容として素晴らしい授業を実施していただいた。かぐやの最新のデータを使いながらの説明は、子どもたちの興味・関心が高まり質問が絶えなかった。「このあとの研究は君たちに託すことになる」という研究者の言葉は、「自分も宇宙に関する仕事をしてみたい」というキャリア教育につながると感じた。

鹿児島県・鹿児島市立明和小学校

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