授業連携

飛ぶ科学と宇宙での生活

岐阜県・大垣市立北小学校

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概要

<全授業を通した指導目標>

ロケットの仕組み、飛び方について知り、「飛ぶ」ことについての理解を深める。
ストローロケット、かさ袋ロケットの打ち上げを通して、身近な自然や事象についての興味・関心を高める。
また、宇宙食(フリーズドライ)を試食することにより、宇宙での生活を学習する。

<対象>

小学4~6年生 34名

<期間>

平成23年11月30日、12月7日

<区分>

構成表

実施日
時間
形式
人数
授業内容
1
45分
授業
34名
ストローロケットの打上・宇宙食試食
講師:伊藤 和哉
(JAXA宇宙教育センター)
2
12月7日
45分
授業
34名
かさ袋ロケット作製

第1回目/全2回『授業記録シート』

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入
(3分)
ロケットの仕組みや働き、日本や世界の宇宙開発についての話を聞いて、ロケットやJAXAの仕事に興味をもつ。
△講師による講話を聞く。
◎「ロケットの仕組みについて」「日本や世界のロケットについて」パソコンで製作した図や写真を示しながら説明する。
△画像を見ながら、説明を聞く。

講師:JAXA宇宙教育センター 伊藤 和哉
モニターを準備し、口頭で説明するのに難しいものを視覚で理解できるようにする。
展開
(40分)
ロケットが跳ぶ仕組みを理解し、「ストローロケット」を製作することで、その原理を実感する。












ロケットが進む原理や羽の意味を理解し、「かさ袋ロケット」の製作方法を知る。

宇宙食を試食して、宇宙船で暮らす人々の気持ちに共感する。
◎CG画像や映像を見せながら、ロケットの飛ぶ原理について説明する。

◎「ストローロケット」の製作方法を説明する。

△映像や説明を聞いて制作方法を理解し、制作する。

◎教材の使用法や、安全上の注意点を指導する。

△合図に合わせて「ストローロケット」を飛ばす。

◎「かさ袋ロケット」の製作方法を説明する。


◎宇宙食を配布する。
△希望の味の宇宙食を試食する。
人数分いきわたるように、複数の教材を準備する。
教材の仕組みを理解できるように、事前に見た画像とつなげて説明をする。
分からないことがあれば、講師に質問するように指導する。
安全に留意するように、順番を決めて飛ばさせる。
まとめ
(5分)
感想を発表し、今日のまとめをする。
◎生徒が実際に制作したものが発展したものがロケットであることを再度確認し、質問を受け付ける。
△講演の感想をまとめて述べる。
感想を聞き、今日聞いた内容の理解を深めるようまとめる。
宇宙に関心がある人は、JAXAのホームページを開けることを紹介する。

授業の感想・メモ

  • 科学クラブで科学に興味の深い児童が講義を受けたので、これまでに学んだ物理の仕組みについて関連付けながら、跳ぶ仕組みや角度について工夫を凝らすことができたと思う。実際に仕組みの一部となるものを、身近な材料(ストロー・粘土・かさ袋など)で製作できることにも感激が大きかった。
    また、宇宙ステーションから帰還した古川さんが話題になっていてタイムリーな内容で、子供たちの興味関心も大きかった。教師も、今後の授業にも取り入れていける内容があり、勉強になった。
    時間が少なかったのが惜しかった。実験をグループごとにしたり、回数を少なくするなどし、「かさ袋ロケット」もできればよかったと思う。

岐阜県・大垣市立北小学校

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