授業連携

(19/19)宇宙で生活すること

岐阜県・大垣市立興文中学校

  • 中学校
  • 中3
  • 理科

概要

<全授業を通した指導目標>

国際宇宙ステーションの目的やそこでの生活についての講義を聞く活動を通して、無重力についての知識理解を深めたり、宇宙開発についての意義について学んだりできる。

<対象>

中学3年生 95名

<期間>

平成23年12月14日

<区分>

教科 (理科)

構成表

実施日
時間
形式
人数
授業内容
1
100分
講義
95名
国際宇宙ステーションでの生活について
講師:山田 深
(JAXA有人宇宙技術部 宇宙医学生物学研究室)

第1回目/全1回『授業記録シート』

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入
(5分)
講師についての説明を聞き、宇宙ステーションでの生活について興味をもつ。
◎講師は医者で、先日国際宇宙ステーションから帰還した、古川宇宙飛行士をサポートしていた人であることを紹介する。

講師:山田 深
JAXA有人宇宙技術部
宇宙医学生物学研究所 
今日はどういう内容で講演を聞くか説明し、興味を持たせる。
講義前半
(45分)
宇宙ステーションで行われている実験や生活についての講演を聞き、宇宙での生活の特徴を知る。
講師に質問をする。
◎宇宙ステーションとは一体どんなものなのか、仕組みや目的についての説明を聞かせる。

◎宇宙ステーションでの生活についての説明を聞かせる。

◎質問がある生徒を指名する。
△講演の内容や、それ以外でも宇宙に関することについて、質問をする。
100分間集中はできないので、間に10分間休憩をとる。
講義後半
(50分)
無重力が人体に与える影響について知る。
宇宙食の工夫について知る。
講師に質問をする。
◎無重力が人体に与える影響についての説明を聞かせる。

◎宇宙食を配布する。
△宇宙食を試食する。

◎質問がある生徒を指名する。

△講演の内容や、それ以外でも宇宙に関することについて、質問をする。
感想と質問は、後日、理科の時間に個人でまとめさせる。

授業の感想・メモ

  • 理科で学習した、蒸留や化学変化を利用して水がつくられていることや、地球に帰還してからリハビリをしなくてはいけないほど大変な仕事なのに、使命を果たすため宇宙へ旅立つ人たちの姿に感動したり、大国と肩を並べ、宇宙開発に携わっている日本を誇らしく思ったり、生徒の感想からは、心に残る講演であったことがうかがえた。宇宙食を用意していただけてありがたかったが、講演だけで100分は長いので、実験のようなものを見せていただけると、より生徒の感動は高まったと思う。

岐阜県・大垣市立興文中学校

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