授業連携

宇宙農業への挑戦

三重県・伊賀市立城東中学校

  • 中学校
  • 中2
  • 技術・家庭

概要

<全授業を通した指導目標>

火星での農業で栽培・飼育する「コメ」「ダイズ」「サツマイモ」「カイコ」でつくる火星クッキーづくりを行う。正式な製品名は『ヘルシーシルキー火星クッキー酒まんじゅう崩し』である。学習を通して、人類が火星で生活するための条件や食事について知り、宇宙農業について考えを深める。

<対象>

中学2年生 124名

<期間>

平成24年2月16日~2月17日

<区分>

教科 (技術・家庭科)

構成表

実施日
時間
形式
人数
授業内容
1
110分
実習
授業
62名
火星クッキー作り、宇宙農業について
講師:山下 雅道
(JAXA 宇宙科学研究所 宇宙環境利用科学研究系)
2
110分
実習
講義
62名
火星クッキー作り、宇宙農業について
講師:山下 雅道
(JAXA 宇宙科学研究所 宇宙環境利用科学研究系)

第1回目/全2回『授業記録シート』

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入
(15分)
・火星クッキーづくりの材料の確認と調理手順についての説明を聞く。



・各グループで調理係の役割分担をする。
◎(教師の活動)
授業に必要なワークシート、資料を配付し、火星クッキーづくりの説明をする。

△(生徒の活動)[役割分担]
1.計量
2.混ぜる
3.取り出す
4.ゆでる
5.刻む
6.時間
7.クッキー成形(全員)
・本時の目標や内容について確認するように促す。


・グループ全員で協力して実習に取り組むように意識させる。
展開
(80分)
・鍋に湯を沸かす。

・オーブンを35℃で余熱する。


・さつまいも粉、おから、砂糖、ナッツ、イースト、味噌を計量し、ボールにいれよく混ぜる。

・繭からサナギを取り出し、ゆでる。


・サナギを取り出して刻み、シナモンをまぶし、クッキー生地によく混ぜる。


・生地を35℃で20分寝かす。





・クッキーに成形し、180℃で15分焼く。

・火星クッキーを試食する。



・試食しながら火星クッキーづくりの感想を交流する。
◎(教師の活動)
各グループの様子を確認しながら、評価をし、必要に応じて指導を加えるようにする。

△(生徒の活動)
レシピと手順を確認し、全員で協力し、調理に取り組む。

サナギの取り出しは手際よく行う。

できたグループからサナギにシナモンを入れ、手際よく作業を行う。

生地を寝かしている時間に、使用した器具や道具を洗浄し、整理する。



クッキー成形は、グループ全員で協力して行う。

クッキーが完成したグループから試食する。


全体で、自由に感想交流する。
・手をよく洗い、使い捨ての手袋をつけるようにする。

・一人ひとりが役割に責任をもって調理に参加し、クッキーづくりを行うように促す。


・繭のサナギの検分は教師が行う。


・シナモンを入れ、サナギを生地に混ぜる作業については、教師が指導にあたる。

・やけどしないように注意を促す。

・形は自由で、一口サイズになるようにする。

・トッピングは自由にできるようにチョコ、バター、ピーナツクリーム、小豆等を用意する。
まとめ
(15分)
・宇宙農業と、火星で人間が生活するために条件と食生活について説明を聞く。
・学習のまとめを聞く。

・後かたづけをする。

・授業アンケートを記入する。
◎(教師の活動)
火星クッキーづくりと宇宙農業との関連について説明し、学習のまとめをする。


△(生徒の活動)
後かたづけができたグループから、アンケートに回答し、自分の意見や感想を詳しくまとめる。 
・火星クッキーづくりと宇宙農業のつながりから宇宙への考えを深めさせたい。

・グループ全員で協力して後かたづけをさせる。
・宇宙とのつながりを明らかにしてから、アンケートに回答するようにさせたい。

授業の感想・メモ

  • 宇宙農業ができるようになったとしたら、1回は行ってみたいと思いました。この学習で、今まで思っていた以上に、宇宙について興味がわいてきました。この経験をこれから先に役立てていきたいと思いました。
  • 最初は、カイコを食べることに対してすごく抵抗があったけど、お話を聞いたり、つくっている間にだんだん抵抗がなくなってきました。味は、そうぞうしていたよりもおいしくてよかったです。
  • 宇宙は自分にとってすごく遠いものだから、宇宙農業とかすごくびっくりする言葉だった。
  • この話を聞いていくうちに、もしかしたら何百年後になるかわからないけれど、火星などの惑星を行き来できるようになるのではないかと思いました。

第2回目/全2回『授業記録シート』

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入
(15分)
・火星クッキーづくりの材料の確認と調理手順についての説明を聞く。



・各グループで調理係の役割分担をする。
◎(教師の活動)
授業に必要なワークシート、資料を配付し、火星クッキーづくりの説明をする。

△(生徒の活動)[役割分担]
1.計量
2.混ぜる
3.取り出す
4.ゆでる
5.刻む
6.時間
7.クッキー成形(全員)
・本時の目標や内容について確認するように促す。


・グループ全員で協力して実習に取り組むように意識させる。
展開
(80分)
・鍋に湯を沸かす。

・オーブンを35℃で余熱する。


・さつまいも粉、おから、砂糖、ナッツ、イースト、味噌を計量し、ボールにいれよく混ぜる。

・繭からサナギを取り出し、ゆでる。


・サナギを取り出して刻み、シナモンをまぶし、クッキー生地によく混ぜる。


・生地を35℃で20分寝かす。





・クッキーに成形し、180℃で15分焼く。

・火星クッキーを試食する。



・試食しながら火星クッキーづくりの感想を交流する。
◎(教師の活動)
各グループの様子を確認しながら、評価をし、必要に応じて指導を加えるようにする。

△(生徒の活動)
レシピと手順を確認し、全員で協力し、調理に取り組む。

サナギの取り出しは手際よく行う。

できたグループからサナギにシナモンを入れ、手際よく作業を行う。

生地を寝かしている時間に、使用した器具や道具を洗浄し、整理する。



クッキー成形は、グループ全員で協力して行う。

クッキーが完成したグループから試食する。


全体で、自由に感想交流する。
・手をよく洗い、使い捨ての手袋をつけるようにする。

・一人ひとりが役割に責任をもって調理に参加し、クッキーづくりを行うように促す。


・繭のサナギの検分は教師が行う。


・シナモンを入れ、サナギを生地に混ぜる作業については、教師が指導にあたる。

・やけどしないように注意を促す。

・形は自由で、一口サイズになるようにする。

・トッピングは自由にできるようにチョコ、バター、ピーナツクリーム、小豆等を用意する。
まとめ
(15分)
・宇宙農業と、火星で人間が生活するために条件と食生活について説明を聞く。
・学習のまとめを聞く。

・後かたづけをする。

・授業アンケートを記入する。
◎(教師の活動)
火星クッキーづくりと宇宙農業との関連について説明し、学習のまとめをする。


△(生徒の活動)
後かたづけができたグループから、アンケートに回答し、自分の意見や感想を詳しくまとめる。 
・火星クッキーづくりと宇宙農業のつながりから宇宙への考えを深めさせたい。

・グループ全員で協力して後かたづけをさせる。
・宇宙とのつながりを明らかにしてから、アンケートに回答するようにさせたい。

授業の感想・メモ

  • 宇宙農業ができるようになったとしたら、1回は行ってみたいと思いました。この学習で、今まで思っていた以上に、宇宙について興味がわいてきました。この経験をこれから先に役立てていきたいと思いました。
  • 最初は、カイコを食べることに対してすごく抵抗があったけど、お話を聞いたり、つくっている間にだんだん抵抗がなくなってきました。味は、そうぞうしていたよりもおいしくてよかったです。
  • 宇宙は自分にとってすごく遠いものだから、宇宙農業とかすごくびっくりする言葉だった。
  • この話を聞いていくうちに、もしかしたら何百年後になるかわからないけれど、火星などの惑星を行き来できるようになるのではないかと思いました。

三重県・伊賀市立城東中学校(2)

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