授業連携

宇宙探査ロボット

神奈川県・神奈川県立生田高等学校

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概要

<全授業を通した指導目標>

体験型の授業によって自然及び科学・技術への関心や興味を高める。
短時間で与えられた条件から考察し、自分の意見をまとめ、発表する力を養う。

<対象>

高校2年生 19名

<期間>

平成25年1月26日

<区分>

SPP(サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト)

構成表

実施日
時間
形式
人数
授業内容
1
180分
講義他
19名
宇宙探査ロボットの講義、ロボット遠隔操作体験、課題検討、所内見学、課題結果発表とまとめ
講師:久保田 孝
(JAXA 宇宙科学研究所 宇宙機応用工学研究系)

第1回目/全1回『授業記録シート』

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入
(20分)
各自自己紹介
授業の流れ
班分け
◎生徒を5人ずつ4班に分ける
△自己紹介をする
1.宇宙に興味を持たせる
展開
(120分)
宇宙探査ロボットの講義
宇宙の謎
1.宇宙はいつできたのか。
2.ブラックホールはあるのか?
3.宇宙の果てはあるのか?
4.なぜ小惑星を探査するのか?
所内見学
5.探査機はどのようなテストをうけるのか?
課題研究
6.地上ロボットと宇宙ロボティクスの違いは何か?
7.ロボット遠隔操作体験
◎DVD、パワーポイントを使用し、1~4を講義する。
△地上ロボットと宇宙で使用するロボットの違いについていくつも要素を書き出し考える。
△宇宙探査ロボットをモニタリングしながら、実際に操作してみる。
1.宇宙の始まりがBigbangであり、137億年前であることを知る。
2.ブラックホールは実際に存在し、すべての恒星がなるわけではないことを知る。
3.小惑星は太陽系ができた頃から変化があまりないため、小惑星を調べることにより、太陽系の成り立ちを知ることができることを知る。
4.電波は速いが地球から月でさえ届くのに2.8秒もかかることを知る。
まとめ
(20分)
地上ロボットと宇宙ロボティクスの相違について発表および解説
△各自宇宙ロボットが地上ロボットとの違いを考え、気づいたことを発表する。
◎生徒の発表した意見や考えについて解説する。
積極的に自分の意見を発表できるように指導する。

授業の感想・メモ

  • 実際にモニタリングしながらタイムラグがある中で探査ロボットを操作することにより、いかに遠隔操作が大変であるかがわかり、生徒の興味関心がそそられた。はやぶさ2が炭素系小惑星に来年打ち上げ予定があるということを聞きますます宇宙に関する興味がでたようである。講義内容も生徒のレベルに無理がなく、生徒の理解度も非常に高かったと思われる。

神奈川県・神奈川県立生田高等学校(2)

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