<全授業を通した指導目標>
宇宙に興味を持ち、空を見上げる子供達を育てる。
<対象>
小学4年生 21名
<期間>
平成26年6月16日~12月16日
<区分>
- 教科 (理科)
授業連携
兵庫県・神戸市立真野小学校
宇宙に興味を持ち、空を見上げる子供達を育てる。
小学4年生 21名
平成26年6月16日~12月16日
回 |
実施日 |
時間 |
形式 |
人数 |
授業内容 |
---|---|---|---|---|---|
1
|
6月16日
|
45分
|
授業
|
21名
|
・今まで見たことのある月を自由に描き、様々な形をした月があることを知る。
|
・月について知っていることを発表しあう中で、学習したいことを見つける。 |
|||||
2
|
6月19日
|
45分
|
授業
|
21名
|
・三日月・半月・満月以外の月の形を知るとともに、月の満ち欠けの順序を知る。
|
3
|
6月23日
|
45分
|
授業
|
21名
|
・児童が家庭で観察してきた月を意見交流する中で、時刻によって見える方角が違うことに気づく。
|
・月も太陽と同じような道を通って動くことを知る。 |
|||||
4
|
6月25日
|
45分
|
授業
|
21名
|
・月の形によって見える方角や時間があることを知る。
|
5
|
7月2日
|
45分
|
授業
|
21名
|
・星クイズをする中で様々な疑問をもつ。
|
6
|
7月4日
|
45分
|
授業
|
21名
|
・色の違いは温度の違いであることや、星の明るさにも違いがあり等星で分けられていることを知る。
|
7
|
7月7日
|
45分
|
授業
|
21名
|
・北斗七星から見つける春の星座を知る。
|
8
|
7月9日
|
45分
|
授業
|
21名
|
・夏休みを前に、夏の星座を知る。また、流れ星の流れ方を知り、観察のコツをつかむ。
|
9
|
7月14日
|
45分
|
授業
|
21名
|
・星座早見板の操作の仕方を知り、実際の夜空で挑戦する。
|
10
|
9月17日
|
45分
|
見学
|
21名
|
・青少年科学館のプラネタリウムで学習したことを確認する。
|
・展示物を利用して惑星について知る。 |
|||||
11
|
10月8日
|
45分
|
授業・実習
|
21名
|
・皆既月食の仕組みを知ることで、その不思議を体験したい心を育む。
|
・希望者は、放課後登校し皆既月食を見る。 |
|||||
12
|
10月16日
|
45分
|
授業
|
21名
|
・宿泊体験中にクラス全員で夜空を観察し、友達と眺めた夜空を思い出に残す。
|
13
|
10月22日
|
45分
|
授業
|
21名
|
・はやぶさの苦難や喜びを知ることで、はやぶさ2に込められた思いを知り、JAXAの方の話を心待ちにする心を育む。
|
14
|
45分
|
講義
|
59名
|
・宇宙の神秘に触れ、宇宙空間の広がりを感じる。
|
|
・はやぶさ2について知り、興味をもつ。 |
|||||
講師:清水 幸夫(JAXA 宇宙教育センター) |
|||||
15
|
12月3日
|
45分
|
授業
|
21名
|
・はやぶさ2の打ち上げを目の当たりにすることで、プロジェクトについてさらに詳しく知り、成功を願う気持ちとともに、努力が形になった瞬間を味わう。
|
16
|
12月16日
|
45分
|
授業
|
21名
|
・冬の星座について知るとともに、今まで学習してきたことをクイズ形式で確認し、月や星について詳しくなったことを実感する。
|
時間配分 |
学習内容 |
◎教師の活動 △生徒の活動 |
指導上の留意事項 |
---|---|---|---|
導入 (15分) |
・自己紹介をかねたJAXAの紹介 ・宇宙から見た真野小学校 (Google Earth) |
△ 自分たちの住んでいる街を宇宙から見ることは初めてで、食い入るように見ていた。 |
|
展開 (60分) |
・はやぶさについて ・はやぶさ2計画について 大きさや、費用についてのお話 目指す小惑星などを写真を用いて解説 はやぶさ2に課せられたミッション解説 ・ロケットの打ち上げについて 動画を使いながら解説 ・宇宙においての銀河系について 無数の銀河系の写真を紹介 色のある銀河についてのお話 ・隕石についての解説 本物の隕石を持参していただく |
△ はやぶさを知らない児童にとって、はやぶさの困難を知ったり、はやぶさ2の大きさが児童の想像よりも小さかったりしたため、驚きの声が聞かれた。 △ 思いを込めたロケットが打ち上げ失敗という結果もあることを知りショックを受けた様子であった。また、はやぶさ2の打ち上げは成功してほしいという願いにも同時に強く感じていた児童が多かった。 △ 様々な写真を見て、宇宙は真っ暗だというイメージから宇宙はきれいというイメージに変わっていた。 △ 初めて見る本物の隕石に目を輝かせていた。 ◎ 丁寧に扱うように声をかける。 |
|
まとめ (15分) |
・質疑応答 |
△ とても丁寧に答えていただいたので、どんどんと質問が出てきた。 ◎ 時間内にこたえられなかった質問に関しては後日メールで回答をいただいた。 |
兵庫県・神戸市立真野小学校