授業連携

宇宙空間と生物の関係について知る

埼玉県・埼玉県立本庄高等学校

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概要

<全授業を通した指導目標>

宇宙空間に関する(生物に及ぼされる影響を中心とした)知識を知ることで、宇宙空間に対する具体的なイメージをつかみ、同時に生物のもつしくみについての不思議さを再確認してもらうことを期待する。また、将来最先端の研究を目指す、あるいは刷新的な着眼点をもった人材の発掘も期待する。

<対象>

高校1~3年生 22名

<期間>

平成26年12月13日

<区分>

サイエンスアカデミー

構成表

実施日
時間
形式
人数
授業内容
1
100分
講義・実習
22名
講義「宇宙空間って、どういうところなんだろう?」
講師:黒谷 明美氏(JAXA 宇宙科学研究所 准教授)
講義:宇宙空間、宇宙生物学について
実習:耳石模型の作製、模型を利用した宇宙空間内での平衡感覚の演示

『授業記録シート』

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入
(5分)
・講師紹介
展開
(80分)
講義
・宇宙生物学とは
・宇宙について
・宇宙空間が生物に及ぼす影響について

実習
・耳石模型の作製
・宇宙空間での耳石のはたらきを説明、平衡感覚を通じて宇宙空間を疑似体験する
◎「宇宙」とは何かについての講義
◎宇宙生物学という学問、ならびに研究内容についての説明
◎宇宙が生物に及ぼす影響についての説明

◎耳石の構造・役割についての説明
◎模型作製の指導
△模型を作製し、平衡感覚の認識の仕方を模型を通して確認する
模型作製手順を全員が把握できているか適宜チェックする。
まとめ
(15分)
・質疑応答
「国際宇宙ステーション内の生活について」
・国際宇宙ステーションから見た地球の映像観賞
△疑問点について質問する
◎国際宇宙ステーションからの映像上映

授業の感想・メモ

  • 最初に「宇宙」という空間の定義から入り、様々な用語を丁寧に解説していただきました。重力と放射線の2つが生物に及ぼす影響について、なかなか普段の理科の授業では教わらないことを教えていただき、宇宙への興味関心を高めるとても良い機会になりました。
  • 耳石のはたらきについては、作製した模型を使って直接動きを見せることで生徒たちの良い反応が見られ、理解のしやすさに結びついていたように見えました。
  • 宇宙と生物学を絡めた講義は初めての試みということで、色々とお手数をおかけしたと思います。ありがとうございました。
授業の様子1

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