授業連携

長崎の環境について考える

長崎県・瓊浦高等学校

  • 高等学校
  • 高1
  • 総合的な学習の時間

概要

<全授業を通した指導目標>

身近な環境(長崎市とその近郊)の大気の状態と我々の生活に与える影響を知り、環境保全の意識を醸成する。また、大気の観測の方法を学ぶ上で大気観測のセンサーやそれを上空へ運ぶ手段としてのバルーンやロケットの研究等、最先端の科学技術に触れさせることで、科学への興味・関心を持たせ、創意工夫することの楽しさを体験させる。

<対象>

高校1年生 41名

<期間>

平成26年5月19日~12月16日

<区分>

総合学習の時間

構成表

実施日
時間
形式
人数
授業内容
1
90分
講義
41名
飛翔体を使った科学観測について
講師:竹前 俊昭(JAXA 宇宙科学研究所 飛翔工学研究系)
2
120分
講義
41名
生徒の中間発表と講師による講評、アドバイス
「はやぶさ2」打上についての紹介
講師:竹前 俊昭(JAXA 宇宙科学研究所 飛翔工学研究系)

第1回目/全2回『授業記録シート』

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入
(10分)
・JAXAと講師の紹介
◎ 今回の講義の目的について説明を行った。
展開
(70分)
・講師の自己紹介
・科学観測の方法について
  直接観察と間接観察
・金星探査機「あかつき」について
  「あかつ」の観測で解ったこと
・「はやぶさ」、「はやぶさ2」について
・日本の観測ロケットについて
△ 興味をもった態度で真剣に講義に聞き入っていた。
まとめ
(10分)
・質疑応答
△ 積極的に質問が出ていた。
◎ 今後の計画についての説明を行った。

授業の感想・メモ

  • 科学観測の方法や観測ロケット、リモートセンシングのことなど生徒達が興味を引く話題を提供していただきました。今後、大気の観測を行っていく上で、参考になることが多く生徒達にとっても満足のいく抗議であったともいます。

第2回目/全2回『授業記録シート』

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入
(10分)
・講師の紹介
◎ 今回の授業の目的と、取り組みについての説明を行った。
展開
(70分)
・長崎市のPM2.5について観測データ分析の分析と考察
 1.公観測データを基に、班ごとに分析した結果を発表する。
 2.講師による講評とアドバイス

・はやぶさ2について
  はやぶさ2打上の紹介と今後の計画についての説明。
△ 各班ごとに分析結果についてのプレゼンテーションを行った。




△ 興味深そうな様子で講義に聞き入っていた。
まとめ
(10分)
質疑応答
△ 積極的に質問が出ていた。

◎ 今後の計画についての説明。

授業の感想・メモ

  • まだまだ内容が薄く、考察も甘い中間発表であったのですが、真剣に生徒の発表を聞いていただいた上に、適切な講評・アドバイスをいただくことができました。生徒達も次に取り組むべきことのヒントを数多くもらい、満足していました。
授業の様子1
授業の様子2

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