<全授業を通した指導目標>
宇宙教育と数学教育をつなげることで、普段習っている数学の内容がどのように扱われているかをしり、数学への興味関心を高めるようにする。また、その世界を広げることで生徒の問題に対する視野を広げる。
<対象>
高校2年生 58名
<期間>
平成27年11月5日~平成28年1月
<区分>
- 総合学習の時間
授業連携
島根県・島根県立隠岐島前高等学校
宇宙教育と数学教育をつなげることで、普段習っている数学の内容がどのように扱われているかをしり、数学への興味関心を高めるようにする。また、その世界を広げることで生徒の問題に対する視野を広げる。
高校2年生 58名
平成27年11月5日~平成28年1月
回 |
実施日 |
時間 |
形式 |
人数 |
授業内容 |
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1
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100分
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講義
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58名
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島前高校の位置、日本、アジア、世界、地球、銀河系、その外側と指数を絡めながら視野を広げ、光の速度と絡めながら指数の使う意味や、外側からみる自分達の世界を広げた。
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講師:大川 拓也(JAXA 宇宙科学研究所) |
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2
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1月
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50分
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授業(予定)
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14名
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放射線とその影響距離との関係を用い、Svを計算することでその影響具合を実際に計算させる。また日本だけで考えがちなことを、平面的には東アジア圏で考えさせ、また立体的には宇宙空間からの影響に気づかせ視野を広げる。
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時間配分 |
学習内容 |
◎教師の活動 △生徒の活動 |
指導上の留意事項 |
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導入 (10分) |
JAXAについての紹介 |
△子供たちは興味深そうに聞いていた |
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展開 (80分) |
・PCを用いて疑似宇宙旅行をするソフトを用いて、島前高校、日本、アジア、世界、地球、太陽系、銀河系、その外側を見せていき、それぞれに対して各星の特長を説明 ・光の速度から距離を計算 ・地球と月との距離の体験 ピンポン玉とサッカーボールと紐を用いて縮尺で体験 |
△宇宙旅行体験で見える星に感動していた。 ◎子供と共に感動していた △光の速度に関する計算は物理学に興味の高い層ほどチャレンジする傾向が見られた △地球と月との距離は想像よりかなりあり驚いていた |
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まとめ (10分) |
視野を広げる大切さを伝える |
△視野を広げて地球を見つめた時、数学の考え方のみにならず社会的・人権的な要素まで考えられるようになった。 |
島根県・島根県立隠岐島前高等学校