授業連携

都市の環境

東京都・千代田区立九段中等教育学校

  • 中学校
  • 中1
  • 総合的な学習の時間

概要

<全授業を通した指導目標>

・「都市の環境」をテーマに、課題解決の手法や学び方・発表の仕方の基礎を身に付ける。
・身近な環境について、自らの課題を見つけ、自分で考え、問題を解決する能力を高める。
・学び方やものの考え方を身に付け、問題解決や研究活動に取り組む態度を身に付ける。
・校外学習や講演会を通して、自分の可能性を発見し、将来の生き方を考える資質や能力を高める。

<対象>

中学1年生 160名

<期間>

平成28年4月25日~9月25日

<区分>

総合学習の時間

構成表

実施日
時間
形式
人数
授業内容
1
4月25日
100分
授業
160名
オリエンテーション
年間の流れ・前期の流れ・環境新聞について
2
5月25日
100分
見学
160名
校外学習
三菱地所、千代田区内および丸の内地区見学
3
6月10日
50分
授業
160名
環境新聞について
4
100分
講義
160名
講演1
講師:小口 美津夫(JAXA宇宙教育センター)
5
7月6日
50分
授業
160名
環境新聞について
6
100分
講義
160名
講演2
講師:佐々木 善信(JAXA第一宇宙技術部門地球観測研究センター)
7
7月15日
100分
授業
160名
環境新聞作成に向けて
情報の検索の仕方・情報のまとめ方
8
8月26日
100分
授業
160名
クラス発表(クラスで発表→代表を選出)
9
9月24日・25日
行事
160名
発表(九段際での展示・発表)

第4回目/全9回『授業記録シート』

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入
(10分)
講師自己紹介
展開
(80分)
宇宙生活から地球環境を考える。

公害
環境問題

宇宙環境
真空、高温、極低温、無重力、広い

真空実験

浄水実験
◎写真や動画を用いたプレゼンテーションデータによる講義でわかりやすく説明していただいた。

△学校で作成したワークシートにメモを取りながら興味を持って聞いていた。動画資料や写真は実際の物なので、非常に関心が高かった。

◎真空実験、浄水実験を実際に行っていただき、現象をわかりやすく説明していただいた。
△真空になると、ろうそくの炎が消える。マシュマロがふくらみ縮む、ぬるま湯が沸騰する。ドローンが飛ばなくなる、茶色の水が透明になるなど、目の前で実際に見ることにより学びが多かった。
まとめ
(10分)
まとめ
質疑応答
◎宇宙環境、真空実験、浄水実験についてのまとめ

△積極的に質問をしていた。質問が多く、時間が足りなくなり、もっと時間をとってあげると良かった。

授業の感想・メモ

    生徒の感想より

  • 排水やゴミの処理、再利用の仕組みと難しさを知って、ゴミの分別など身の回りからできることをやっていこうと思いました。
  • 実験を交え楽しく、そして興味深く、宇宙の環境のきびしさと地球の環境保全の重要さを学びました。
  • 人工的に地球と同じような環境を作り出すことがどれほど難しいか知った。それと同時に、それだけ貴重な地球の環境をも守っていきたいと思いました。

第6回目/全9回『授業記録シート』

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入
(10分)
講師自己紹介
JAXAとは
展開
(80分)
衛星観測と気候変動

気候変動とは?

気象・気候・天気

気象災害について

環境問題
温暖化

衛星観測について
◎写真や動画を用いたプレゼンテーションデータによる講義でわかりやすく説明していただいた。

△学校で作成したワークシートにメモを取りながら興味を持って聞いていた。動画資料や写真は実際の物なので、非常に関心が高かった。
まとめ
(10分)
まとめ
質疑応答
◎衛星観測と気候変動についてのまとめ

△積極的に質問をしていた。質問が多く、時間が足りなくなり、もっと時間をとってあげると良かった。

授業の感想・メモ

    生徒の感想より

  • 人工衛星から見た地球の映像の美しさに驚いた。あらためて地球がとても驚異的な惑星であると感じた。
  • 気象災害の被害の大きさを知り、それを察知する衛星の役割の大きさを知った。また、衛星の高度から地表を観測できるという高度な技術に驚いた。
  • JAXAの仕事は宇宙に出ていくことだけを目指しているのではなく、宇宙から地球を見つめることでもあるのだと知った。宇宙から見ることで知れる地球の様々な側面があるのだと思った。

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