授業連携

大樹町はなぜ宇宙基地の候補なのか?

北海道・大樹町立大樹中学校

  • 中学校
  • 中1
  • 総合的な学習の時間
  • 道徳
  • その他

概要

<全授業を通した指導目標>

【キャリア教育(大樹学)としてのねらい】【総合的な学習の時間のねらい】
1.大樹町の大きな特色の1つである「宇宙のまち」について、JAXA職員の専門的な話を聴くことで、「ふるさと大樹」や「大樹町の魅力」についてより一層深く知ったり、考えたりさせ、大樹町の今後の在り方や未来について考えることができるようにする。
【キャリア教育としてのねらい】
2.JAXA職員の専門的な話を聴くことで、子ども達の中に新たな世界観を広げ、自らの未来について考えるきっかけとさせ、進路に対する意識を高める。
【道徳教育としてのねらい】
3.大樹町について、専門的な話を聴くことで、ふるさと大樹町を再認識すると同時に、ふるさと大樹町を大切に思う気持ちを育てる。

<対象>

中学1年生 40名

<期間>

平成29年10月23日

<区分>

総合学習の時間・キャリア教育・道徳

構成表

実施日
時間
形式
人数
授業内容
1
150分
講義
40名
大樹町は予てより「宇宙のまち」を謳っているが、なぜ宇宙基地の候補地となったかについて、より専門的な立場から話を聴くと同時に、宇宙の魅力や宇宙開発の歴史や現状,今後の宇宙開発などについて教えていただく。
講師:谷口 大祐(JAXA宇宙教育センター)

『授業記録シート』

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入
(5分)
・あいさつ
・授業のねらいや注意点の確認
・講師紹介
・プリントの配布
・プリントの裏をメモとして使用してもよいが,話はしっかりと聴くことを指導する。
展開
(135分)
☆講師の方からのご挨拶
☆講師による授業
 題目:~ 大樹町はなぜ宇宙基地の候補なのか?
 1.JAXAとはどんな組織か?(5分)
 ・組織の概要
 ・事業の概要
 2.宇宙について(15分)
 ・宇宙って何?
 ・ロケットについて(打ち上げの映像も交えて)
 ・人工衛星について
 ・宇宙飛行士について
 3.宇宙開発について(15分)
 ・宇宙開発の歴史
 ・宇宙開発の今後(将来プロジェクト)
 ・人類はなぜ宇宙開発をするのか(私見)
 4.大樹町はなぜ宇宙基地の候補なのか?
 ・導入(以下GWのヒント:大樹町を宇宙から見ると、など)(5分)
 ・導入(頭を柔らかくするトレーニング)(10分)
 ―休憩―
 ・グループワーク:大樹町はなぜ宇宙基地の候補なのか、考えてみよう!(15分)
 ・各班発表(15分)
 ・解説(20分)
 ・宇宙基地の条件とは
 ・日本の、世界の宇宙基地
 ・宇宙基地ってなに?(いろいろな宇宙関連施設の紹介)
 ・将来のプロジェクトと宇宙基地
 5.質疑(10分)
まとめ
(10分)
・プリントへの記入
・お礼の言葉
・講師による生徒へのメッセージ
・あいさつ

授業の感想・メモ

  • 学校側からの要請に真摯に向き合っていただき,考えていた以上の内容や授業の組み立てをしていただいたことで,ねらい通りの授業ができたと考えています。子ども達にとって,難しいと思われる内容もありましたが,映像を交えていただいたことで,思ったよりも理解がなされていたように感じました。
  • 子ども達のプリントにも,宇宙についてよく分かったであるとか,大樹町がなぜ宇宙基地の候補になっているのかが詳しく分かったであるとか,大樹町が「宇宙のまち」であるということを広めていきたいなどの感想や意見が書かれていました。
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