授業連携
無重力空間での作用・反作用の動きを考えよう
山口県・防府市立右田中学校
- 中学校
- 中3
- 理科
概要
全授業を通した指導目標
作用・反作用の関係を物体の動きを通して理解し、日常生活からその関係性を見つけ出してほしい。
対象
中学3年生 4クラス 124名
授業連携日
2018年9月27日
科目・単元
理科・運動とエネルギー
授業連携
授業連携前
・作用・反作用の関係を体重計の目盛りの変化から考え、まとめる。
授業連携日
2018年9月27日
時間配分 | 学習内容・活動 | 児童・生徒の様子 | 教師の役割・活動 |
---|---|---|---|
導入 (10分) |
①講師紹介・JAXAの紹介 ・JAXAの仕事の内容や宇宙食についての説明。 |
・宇宙に関する内容やJAXAの仕事内容に興味をもって真剣に話を聞いていた。 ・どの高さからが宇宙か?の質問に対して、興味をもって考えていた。 |
・話をしっかりと聞くことができるように事前に指導し、マイクやICTの準備を行った。 |
展開 (30分) |
②課題の提示・班での話合い ・Aパターン(うちわであおぐ、息を吹く、ドライバーでねじを回す)とBパターン(綱引き、ハイタッチ、腕相撲)での物体の動きはどうなるか班で考えさせる。 ③考えた意見を全体の前で発表。 ④実際の宇宙での映像で動きを確認する。 ⑤ジャンプの課題を提示し、意見を聞く。 ・宇宙でコーヒー牛乳は作れるか? ・宇宙で油と水は混ざるか? ⑥映像でジャンプの課題の確認 ⑦フィルムロケットの演示と説明 |
・宇宙での動きを考えるということで、興味を持って課題を聞いていた。 ・話し合いでは、自ら動いて力を確認する生徒がいた。 ・積極的に意見を述べる生徒が多く見受けられた。 ・動画での確認では、生徒から「おー」と驚きの声が上がった。 ・ロケットが飛んだとき、生徒の驚きの表情が見られた。 |
・机間指導を行い、生徒の様子を確認した。 ・水槽や水の準備を行った。 |
まとめ (10分) |
⑧質疑・応答 |
・JAXAや宇宙飛行士に関する質問が多数でた。 |
講師:松原 理(JAXA宇宙教育センター)
授業連携後
・つり合いの2力と作用・反作用の2力の違いについて考える。
授業の感想・メモ
- 外部からの先生の授業ということで、生徒も興味をもって取り組んでいた。特に、班活動では、「宇宙の運動」ということで、無重力を意識して、予想を立てる生徒が多かった。
- 2クラス合同ではなく、1クラスごとに行うと思考がもっと深まるように感じた。