授業連携

住居と環境の関係性 火星での住居をデザインする

三重県・津田学園中学校

  • 中学校
  • 中2
  • 技術・家庭

概要

全授業を通した指導目標

住居のデザインに何が関係するか、火星での住居をデザインすることで理解を深める。

対象

中学2年生 1クラス 17名

授業連携日

2018年11月21日

科目・単元

技術・家庭科・住まいの役割

授業連携

授業連携前

住居の基本的な役割について,様々な国や地域の住居の特徴から考える。

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授業連携日

2018年11月21日

時間配分 学習内容・活動 児童・生徒の様子 教師の役割・活動
導入
(5分)
・宇宙の定義や宇宙空間での生活方法について講義 ・宇宙とは地上からどのくらいの高さを指すのかということやISSの中での生活の仕方について質問を受けた生徒は,積極的に答えていた。 ・宇宙について分かったことや興味を持ったことについて,メモを取るように伝えた。
展開
(75分)
・火星への有人探査計画や,火星への行き方,火星の環境について講義



・火星で,4人家族が最低3年住むための住居をデザイン
・火星が地球の重力の2/5であること,火星には二酸化炭素が多いこと,太陽の光は地球よりも弱いながらも届くことなどについて理解した。

・4~5人1グループになって出入口,窓,屋根,外観,素材のデザインを分担して考えた。




・分担してできたデザインを統合して,一つの住居のデザインを作った。

・各グループのデザインをクラス内で発表した。






・デザイン用のワークシートと色鉛筆を配布した。
・各グループで,だれが何をデザインするか確認した。

・時間配分を調節しながら,一つの住居デザインを作るよう指示をした

・それぞれのデザインについて工夫した点を述べるように指示した。
まとめ
(20分)
・各住居デザインについて講評

・質疑応答
・自分たちのデザインで改善できるところなどを考えていた。

・地球外生命体や宇宙が多数存在する説などに興味を持っていて質問していた。
・質問の促しを行った。

・最後のお礼とまとめを行い,授業を終えた。

講師:谷口 大祐(JAXA宇宙教育センター)

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授業連携後

日本の各地方で,どのような住居がデザインできるか考える。

授業の感想・メモ

  • 住居のデザインと環境とのかかわりについて,地球から離れたところでの住居はどのようにデザインできるか考えさせることができた。また,今回の授業で生徒たちが考えた反省点をもとに,次回の日本国内での住居デザインをより機能的に,快適に住まうことのできるものを考えるためのきっかけになったと思う。さらに,今後,家を建てる際に今回の授業で知ったことを活用してデザインを考えたいという生徒もいた。
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