授業連携
JAXAとSDGs
東京都・東京都立三鷹中等教育学校
- 中学校
- 中3
- その他
概要
全授業を通した指導目標
宇宙やSDGsに関する興味・関心をもち、基本的な知識を補完するとともに、科学の社会への応用例を学ぶことで、自然科学Ⅱにおける環境学習や探究活動の総括をする。また、SDGs達成に向けた法人や個人の役割について考え、国際社会におけるリーダーに必要な視野を育成する。
対象
中学3年生 4クラス 160名
授業連携日
2019年3月15・19日
科目・単元
自然科学Ⅱ(学校指定科目)・JAXAとSDGs
授業連携
授業連携前
「SDGsとは何か」「SDGsはなぜ掲げられたのか」「SDGs達成に向けた、身近な企業の取り組みは何だろうか」について調べる学習を行う。
授業連携日
2019年3月15・19日
時間配分 | 学習内容・活動 | 児童・生徒の様子 | 教師の役割・活動 |
---|---|---|---|
導入 (25分) |
・自己紹介 ・JAXA紹介 ・宇宙について ・SDGsについて |
・話をしっかり聞いていた。 ・発問を自分で考えて、応答していた。 |
・講師の紹介。 ・空調や照明の管理。 ・発表ツール(schoolTact)の準備。 |
展開 (20分) |
・JAXAがSDGs達成に向けてできることとは何か話し合う ・JAXAのSDGs達成に向けた取組み ・今後(現在と未来で)自分たちがSDGs達成に向けて、したい行動は何か話し合う |
・事前学習した内容(JAXAとSDGsの知識)を用いて、『宇宙開発×SDGs』について話し合いをした。 ・代表者がチームのアイディアを発表した。 ・実際のJAXAの取り組みについて話を聞いていた。 ・SDGs達成に向けて今自分ができること、そしてこの先自分がしたいこと(『自分のやりたいこと×SDGs』)について話し合いをした。 |
・机間巡視を行い、グループワークの補助を行う。 ・発表者の指名。 ・机間巡視を行い、グループワークの補助を行う。 ・発表ツールを使って、スクリーンに生徒の意見を表示する。 |
まとめ (5分) |
・2030年のその先へ | ・2030年(SDGs達成)のその先、未来はどうなっていくのか、考えを巡らせていた。 | ・最後の号令とお礼の指示。 |
講師:谷口 大祐(JAXA宇宙教育センター)
授業連携後
アンケートでの振り返りを実施。
授業の感想・メモ
- SDGsへの取り組みが机上の空論ではなく、実際にその目標に向けて取り組んでいる法人がいることを学んだ。また、これからSDGsに向けて世の中がどう変わっていくのか(→Society5.0)、そしてさらにその先(2030年以降)の世界はどうなっていくのか、学校では話せない校外のこと、未来のことについて話を聞かせることができた。宇宙、未来、科学、そしてSDGsへの関心が高まったように感じる。