授業連携
宇宙・ロケットに興味関心をもつ
奈良県・宇陀市立榛原東幼稚園
- 幼稚園・保育園
- 3歳児
- 4歳児
- 5歳児
- その他
概要
全授業を通した指導目標
自分の身の回りの生活と宇宙との違いを知り、宇宙についての興味や関心をもつ。
対象
3~5歳児 3クラス 59名
授業連携日
2018年11月29日
授業連携
授業連携前
宇宙(月・地球など)に関するお話や国際宇宙ステーションでの生活に興味や関心をもつ。
授業連携日
2018年11月29日
時間配分 | 学習内容・活動 | 児童・生徒の様子 | 教師の役割・活動 |
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導入 (20分) |
・本時の学習や体験内容の確認 ・JAXAの紹介 ・月や地球等、宇宙の話 ・国際宇宙ステーションでの生活について |
・JAXAでのお仕事について、興味をもってしっかりと聞いていた。 ・宇宙やロケット発射の映像に興味をもち、自分の知っていることや不思議に思ったこと等を話していた。 ・国際宇宙ステーションでの無重力の生活を知り、興味深く見ていた。 |
・本時の活動の流れを確認するとともに、幼児の興味をもったことやつぶやき等を受けとめ、普段の生活と宇宙での生活の違いや不思議さに共感した。 ・活動の様子をカメラで記録 |
展開 (35分) |
・かさ袋ロケット作り方と仕組みについて ・必要なものは何か? ・どのようなことを工夫すれば、まっすぐ遠くに飛ぶようになるのか? |
・どのように作るとよいのか、説明をしっかり聞いていた。 ・自分たちでロケットを作る。 ・自分のロケットを飛ばす。 ・友達と遠くへ飛ばす競争をする。 ・羽の付け方やロケットの膨らみ方(空気の量)に気付く。 ・飛ばし方を工夫したり考えたり、試行錯誤しながら、遠くへ飛ばそうと何度も意欲的に挑戦する。 |
・かさ袋ロケット作りに必要な準備物を用意しておく。 かさ袋・セロハンテープ・ビニールカラーテープ・フィン(羽)の印刷をした厚紙(一人4枚ずつ) ・作り方を理解しているか把握し、戸惑っている幼児には必要に応じて見守ったり手助けをしたりする。 ・どのようにすれば遠くに飛ぶのかを一緒に考えたり、安全面に留意しながら、教師も飛ばしたりする。 |
まとめ (5分) |
・本時の体験学習の振り返り よく飛んだロケット作りのポイント ・感想とお礼の言葉 |
・さらによく飛ぶようになる話を興味深く聞き、また作って見たいという意欲をもった。 ・年長児として体験できたロケット作りに満足していた。 ・自分の作ったロケットを大事に持ち帰った。 |
・本時の学習体験を振り返るとともに、ロケット作りで得た達成感を共感する。 ・みんなで使ったものを片付けようと促す。 ・最後のまとめとお礼で体験活動を終える。 |
講師:松原 理(JAXA宇宙教育センター)
授業連携後
傘袋を使ったロケット作りに挑戦し、工夫したり飛ばしたりすることを楽しむ。
授業の感想・メモ
- 月や太陽、地球等のプレゼンテーションの画像を通して、それぞれの学年なりに、宇宙の広大さに興味が深まったと思う。
- かさ袋ロケット作りでは、十分に時間を保障して頂けたことで、自分たちでフィンの位置や傘袋の膨らみ具合等を何度も試行錯誤しながら作ったり飛ばしたりすることができたので、意欲と達成感につながった。
- 傘袋は、他にも厚みが異なる袋を用意しておけば、さらに工夫したり試したりしながら飛ばすことができたと思う。
- 次の機会では、親子で宇宙科学について学んだり、体験したりする機会も作っていきたい。