授業連携

~宇宙を知る!地球を知る!宇宙の不思議発見!~

兵庫県・神戸市立舞多聞小学校

  • 小学校
  • 小4
  • 理科
  • 総合的な学習の時間

概要

全授業を通した指導目標

「宇宙」を題材とした魅力的な授業づくりの実践研究を行うことにより、好奇心・探求心の育成、さらに児童の夢を育む学習を行いたい。その中でロケットや衛星についても見るだけでなく、五感で楽しめるような学習を行う。そのためにフィルムロケット等身近なものを使って、身の回りの科学を学ぶ意義や有用性を実感させ、科学への興味・関心を高めたい。

対象

小学4年生 6クラス 196名

授業連携日

2019年10月24・25日

科目・単元

理科・月や星 とじこめた空気や水

関連科目

総合的な学習の時間

授業連携

授業連携前

9月「月や星」の単元、10月「とじこめた空気や水」の学習を通して、月や星のこと、また、とじこめられた空気や水がどのようになるのかを学習する。一見関係性がないように思われるが、学習の導入で宇宙への関心を高める。自分たちが学習している身近な現象を知ることで子供たちの今後への学習意欲を高める。

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授業連携日

2019年10月24・25日

時間配分 学習内容・活動 児童・生徒の様子 教師の役割・活動
導入
(15分)
1.宇宙と地球の関係性
JAXAの紹介
①宇宙から見た地球
②宇宙の広さ
③宇宙についての疑問
・活動内容を把握するために話をしっかり聞いていた。
・宇宙について興味をもっていた。
・宇宙について興味をもっていた。
講師の紹介
本時の学習内容を確認し、進行した。
展開
(45分)
2.フィルムケースロケットを飛ばそう
○フィルムケースロケットをつくる。
 (製作時間は20分程度)
○フィルムケースロケットを高く飛ばす。
・発泡入浴剤を入れ飛ばす。
・どのような時に飛ぶか。
・高く飛ぶように工夫する。
・楽しそうにロケットを製作していた。
・実際に製作したものを中庭で飛ばす。どのグループも発射でき、楽しく盛り上がっていた。
・ケース内の入浴剤と水の分量を調整し、ロケットを飛ばしていた。どの割合で混ぜれば、高く打ち上げができるのか興味をもって取り組んでいた。
・閉じ込めた空気と水の学習を振り返るきっかけになっていた。
・フィルムロケットケースの製作補助
・ロケット打ち上げ発射台の場の設営
・困っている児童へのサポート、はやく完成した児童への声掛け
まとめ
(30分)
3.宇宙の魅力、不思議について
2日間に分けて、1時間で導入
・フィルムケースロケットの作成を行った。
・興味をもって話を聞いていた。
・学習を通して感想を言っていた。
・講義を聞いて、興味をもったことを質問していた。
・連携授業が終了した後も疑問をもった児童が質問をしていた。
・質問コーナーの進行をした。
・最後のまとめと御礼で授業を終えた。
・後片付け

講師:鈴木 圭子(JAXA宇宙教育センター)

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授業連携後

宇宙の学習を通してさらに興味関心をもったことについて、パソコンルームや図書館を利用し、宇宙や地球等の調べ学習を行った。

授業の感想・メモ

  • 連携後も宇宙やロケットについて興味をもった児童が多く、楽しんで授業を受けていた。また、自分で一人一つを製作することでより学習効果を高めることができた。地学分野の映像や資料を私たちが集めることは難しいので、貴重な資料を見せていただいてありがたかった。授業後も宇宙や星座に興味をもつ児童が増えた。次学年での天気の学習があるが、そこにもつなげられるように系統だてて年間指導計画を検討していきたい。2時間を2日に分けて行ったが、作業の差が大きくならず行うことができた。後片付けがややたいへんな点なので、そこは検討の余地あり。
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