授業連携
宇宙食と非常食の関連
大分県・竹田市立豊岡小学校
- 小学校
- 小5
- 総合的な学習の時間
概要
全授業を通した指導目標
宇宙食の通して、非常食の共通点を見つけ今後のメニュー考案に生かそうとすることができる
対象
小学5年生 1クラス 4名
授業連携日
2020年6月26日
科目・単元
総合学習・防災教育(非常食)
授業連携
授業連携前
インターネットで購入した非常食(白飯、きんぴらごぼう、肉じゃが、黒糖パン)を食べて、非常食を知り、どのように作ったらよいかを各自で調べている。→長期保存させるにはどうしたらよいかな?どんな種類があるのかな?
授業連携日
6月26日
時間配分 | 学習内容・活動 | 児童・生徒の様子 | 教師の役割・活動 |
---|---|---|---|
導入 15分 |
・本時の学習の確認 | ・前時までの非常食の試食を思い出し、宇宙食からアイデアを見つけることを確認していた。 | ・前時を想起させ、本時の課題を確認した。 |
・JAXAの紹介 ・宇宙での生活について |
・クイズに答えたり、ラジオ体操に一緒にしたりして、意欲的に参加していた。 | ||
展開 20分 |
・宇宙食とは | ||
・宇宙食を仲間分けする ・宇宙食の試食(イチゴのショートケーキ) |
・実際の宇宙食を手に取って気がついたことを発言したり、観点によって友達と協力して仲間分けすることができた。 | ・菊池さんと連携して授業が進行できるように、宇宙食の準備や提示をした。 | |
・宇宙食と防災の関連 | ・水の大切さやごみの削減について知ることができた。 | ||
・備蓄食のゼリーの紹介と試食 | ・子どもやお年寄りのことを考えたゼリーの良さに気づいていた。 | ||
まとめ 10分 |
・ミッション「オリジナルの備蓄食を考えよてみよう!」の提示をする。 | ・菊池さんからのミッションの内容を真剣に聞いていた。 | |
・最後のお礼とあいさつをして授業を終えた。 |
講師:野村 健太(JAXA宇宙教育センター)
授業連携後
26日の授業を受けて、自分たちで竹田ならではオリジナルの非常食メニューを考案していく。
授業の感想・メモ
- 今回は、ZOOMでの授業ということで、事前の打ち合わせを丁寧にしてもらったので、授業の構成は計画通りにできた。特に、菊池さんの宇宙についての説明でクイズやラジオ体操を取り入れていたところが、子どもにとって興味を持って授業に参加できたようだ。また、これで終わりではなく、次回へのミッションがあったことは、子どもにとっても今後の活動の意欲付けになってよかった。今後は、メニューの発表と実際備蓄食を作ってみてどうだったかの発表までする予定なので、楽しみにしている。子どもの感想として、一番多かったのが“おしっこをきれいにして飲み水にする”というのにびっくりした、というものが多かった。どれだけ水が大切なのかを気づかせる視点になっていたので、宇宙と防災のつながりを実感したようだった。