授業連携
宇宙から見た地球の様子~地表を調べよう~
兵庫県・神戸市立東垂水小学校
- 小学校
- 小5
- 理科
概要
全授業を通した指導目標
理科で、地層や火山についての学習をし、さらに宇宙から見た地球や月の地表の様子をとらえることで知識を深める
対象
小学6年生 1クラス 31名
授業連携日
2021年12月17日
科目・単元
大地のつくりと変化
授業連携
授業連携前
地層の様子やでき方、火山活動や地震による大地の変化を学習する。
授業連携日
2021年12月17日
時間配分 | 学習内容・活動 | 児童・生徒の様子 | 教師の役割・活動 |
---|---|---|---|
導入 15分 |
・挨拶 ・JAXAの仕事について |
・宇宙について興味をもつ児童がおり、特にJAXAの仕事内容を熱心に聞いていた。 | ・理科で学習したことを元に、本時では宇宙からの視点で学びを深めることを伝えた。 |
展開 65分 |
・宇宙から見た地球の様子を予想する。 ・「だいち」の画像を見る。 (動画&3D画像) ・地球の地層と他の天体の地層は同じか話し合う。 (地層のつくりは地球も他の星も同じか、地球以外の星にも地震はあるのか) ・はやぶさのサンプルを見る。 |
・3D画像では、画像を回転させ、見方によって地形の見え方が違うことに気付いた。 ・これまでの学習内容から、地球以外の星には水やプレートがあるか無いかという視点から根拠をもとに予想を立てて話し合いを進めた。 ・サンプルの色や形が何を表しているのか予想しながら触った。 |
・グランドキャニオンの画像から、水の流れるはたらきによって地形が変わったことを想起させた。 ・班の児童で話しやすいようにワークシートを準備し、それを使って発表できるようにした。 |
まとめ 10分 |
・はやぶさ2のこれからについて ・質疑応答 |
・「宇宙人はいるのか。」という質問に対して、「地球外生命体はいるだろうという。」見解にから宇宙への興味をさらに深めていた。 | ・最後のまとめとお礼で授業を終えた。 |
講師:鈴木 圭子(JAXA宇宙教育センター)
授業連携後
学んだことや感じたことを班ごとに話し、意見交流をする。
授業の感想・メモ
- 理科の学習と宇宙教育を絡めて学習することができてよかった。専門の方のお話は説得力があり、子供たちは熱心に話を聞いていた。宇宙や星のことは分からないことがたくさんあるが、その分可能性が広がり、「もっと知りたい!」とさらに興味をもつ子供もいた。充実した45分でした。遠い神戸まで足を運んで授業をしていただいたことに感謝申し上げます。