授業連携

感動や驚きのある宇宙教育~みんなで宇宙旅行に行こう~

兵庫県・神戸市立布引中学校

  • 中学校
  • 中3
  • 理科

概要

全授業を通した指導目標

最先端の宇宙科学を学ばせ、宇宙に興味関心を高めさせる。

対象

中学3年生 3クラス 83名

授業連携日

2021年7月6日

科目・単元

理科・地球から宇宙へ

 

授業連携

授業連携前

惑星などの調べ学習を行い、太陽系を10憶分の1サイズのオリジナル惑星図鑑を完成させ、神戸市中央区の地図を使用し惑星の広がりを学ばせた。

下矢印

授業連携日

7月6日

時間配分 学習内容・活動 児童・生徒の様子 教師の役割・活動
導入
3分
・ 宇宙旅行に何をもっていかなければならないか、考える。
・ 本時の流れを知る。
「宇宙へ行く→クイズに挑戦→JAXAの鈴木さんより解説→地球に戻ってこれるのか」
・ 燃料や食料が必要だと口々に発言した。
・思ったことを発言する生徒が 多く、説明をしっかりと聞こうとする生徒が多い。
・Zoomの操作
・中学校側が作成したパワーポイントの画面共有
展開
40分
・ファルコンヘビーの動画視聴。
①この動画は実際の映像か?
②ロケットの燃料にならないものはどれか?
③宇宙飛行士は身長が伸びる?
④ニューホライズンズは冥王星の側を通過し、50天文単位のところまできた。このとき、太陽から出た光は、どれくらいの時間をかけてこの場所に届くのか?
⑤水を再生させることのできないものはどれか?
⑥ブラックホール写真撮影にはいくつの望遠鏡をしようしたか?
・6つのクイズに意欲的。
・個人で答えを出し、まわりの生徒に考えを伝えたり、他者の意見を聞くことができた。
・無重力だからこそ、身長が伸びるのではと生徒間で意見を交わす姿が見られた。
・ぷっちょは燃料になるかどうかを科学的に理由付けをしながら意見交換ができた。
・望遠鏡の数の正解を知らされると、大きな声を出して驚いている生徒の姿が印象的。
・QUIZの出題
・意見交換の時間設定
・主なQUIZの正解発表
まとめ
5分
・生徒代表の挨拶 ・授業プリントに感想疑問を書く。 ・感想などを書き授業を振り返る ・感想や疑問を書いて提出するよう指示

講師:鈴木 圭子(JAXA宇宙教育センター)

下矢印

授業連携後

ファルコンヘビー、無人探査、アルマ望遠鏡などについて1人1端末を使いミニレポートを書かせ、ペア発表をさせた。ミニレポートは、クラス分印刷し生徒へ配付した。

授業の感想・メモ

  • 太陽系については「宇宙旅行とクイズ」で学習をさせようと決めていたので、私が授業デザインをし、JAXAの専門家に解説をお願いした。ファルコンヘビーの動画やぷっちょロケット、アルマ望遠鏡などのクイズを厳選していただいたおかげで、多くの生徒が宇宙に関心を寄せていた。無人探査機や最先端の望遠鏡の学習も織り交ぜたが、生徒は楽しく参加できていた。後日、PCの画面設定次第で、画面共有をしたままにできるのではないかと考えた。Zoomをつかった授業連携に挑戦し、私の授業の幅が広がった。
授業連携実績一覧

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