教員研修

夏季集中講座テーマ『宇宙といのち -知的好奇心の世界-』

東京都・日野市教育委員会

概要

研修の趣旨

夏季集中講座は、東京都日野市公立学校の全教職員を対象とした同市教育委員会が主催する研修会である。教育委員会の要請により、宇宙教育センター長の的川泰宣先生が「宇宙の現場から、先生たちへのメッセージ」として標題のテーマで講義をおこなった。

対象

市立小学校、中学校の全教員 560名

期間

平成18年7月21日

回数(総時間)

1回(1時間20分)

構成表

実施日
時間
形式
人数
内容
1
80分
講演
560名
「宇宙といのち-知的好奇心の世界-」
 講師:的川 泰宣
 (JAXA宇宙教育センター長)
◎参考教材:導入教材ガイドブック 理科編
 支援:遠藤 純夫

東京都・日野市教育委員会

第1回目/全1回『研修会記録シート』

実施日
7月21日
合計時間
80分
参加数
560名
時間配分
研修内容
受講者のようす・感想
研修の感想・メモ
講演
(80分)
◆宇宙の始まりと知的好奇心
 宇宙の始まりを語り始めたニュートン、アインシュタイン、ハッブルなどの人々を挙げ、偉大な発見も日常の中から不思議を見い出した彼らの「知的好奇心」が出発点であったこと。


◆地球の進化と知的好奇心
 星の一生。生命をつくっている成分の由来。ビックバンから私たちまで。そして地球の多様な生物。この宇宙の美しさは文学、音楽や美術の分野につながっているという例を挙げ、宇宙がどの領域からみても知的好奇心の宝庫であることを示した。

◆冒険心と匠の心
 人々の思いや行ってみたいという命がけの冒険心それらを可能にする匠の心。こうしたものが全ての人々を幸せにする。

◆知的好奇心や冒険心などは外から与えるものではなく、内発性の高いものである。こどもの心にある燃料に火をつけることこそ大切である。

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的川先生の講演より

民族が大きくたくましく栄えたのはその息子たちが冒険を愛したからである。そして、民族が衰え没落したとすればそれは冒険への喜びを失ったからにすぎない。
(ヘンリー・ヘーク)

平凡な教師はおしゃべりをする。よい教師は説明をする。優秀な教師はやってみせる。しかし、最高の教師は子どもの心に火をつける。
(ウイリアム・ウォード)
◆学習の根底にあるものは、美しいものに感動する心であることを学んだ。

◆好奇心が学習のはじまり・・・その通りと思った。

◆子どもの心に火をつけるような授業を目指したい。

◆すばらしいプレゼントだった。写真がとても美しく感動。

◆自分の心に火がついた。子どもにも聞かせてあげあたい。

◆昔大好きだった理科の授業を思い出した。とても楽しい講義だった。

◆はやぶさの話が聞きたかった。

東京都・日野市教育委員会

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