教員研修

教科指導 理科研修テーマ『平成20年度 10年経験者研修講座』

岡山県・倉敷教育センター

概要

全研修を通した趣旨

1.宇宙に関する知識は飛躍的にふえており、生活と密接に結びついていることに気づかせ、宇宙への関心を高めることができるようにする。
2.最先端の科学技術宇宙開発(国際宇宙ステーション関連)について最新情報の説明を受け、新しいものの見方を学ぶ。
3.WEB会議システムを用い、相模原、倉敷を接続し、研究者との質疑応答などを実施に体験してみることにより、WEB会議システムを利用した教育プログラムについて考え、定期的な活用を目指す。

対象

市内小学校教員 3名、市内中学校教員 9名 

期間

平成20年8月11日

構成表

実施日
時間
形式
人数
内容
1
160分
講義
12名
「国際宇宙ステーション~宇宙で暮らす~」(60分)
講師:足立 昌孝
(JAXA有人宇宙環境利用ミッション本部 事業推進部 主任)
講義
「宇宙を教育の活用する」(40分)
・宇宙の教材を活用した学習プログラムの事例紹介
・宇宙の素材を活用した導入教材の例
・宇宙の素材の探し方(WEBサイトの紹介など)
指導:岸 詔子
(JAXA宇宙教育センター 主査)
講義・演習
「地球の生きものと重力」(20分)
・WEB会議システムの体験
講師:黒谷 明美
(JAXA宇宙科学研究本部 宇宙環境利用科学研究系 准教授)
見学
倉敷科学センター展示場見学
支援:浅野 眞・岸 詔子

岡山県・倉敷教育センター

第1回目/全1回『研修会記録シート』

実施日
8月11日
合計時間
160分
参加数
12名
時間配分
研修内容
受講者のようす・感想
研修の感想・メモ
講義
(60分)
「宇宙開発の最新事情を学ぶ」
宇宙での生活や実験の様子などの説明を聞き、専門的知識を深める。
・国際宇宙ステーションについて最先端のお話が聞けて興味をもちました。
 
・ 日本の実験棟「きぼう」のニュースも新しかったので非常に興味ある内容でした。

・ 宇宙については子どものころから興味をもっていたので有意義な研修でした。児童生徒に最新の宇宙開発事情を教えるという意味で大変ためになる講座でした。今後はこの経験を生かし、学ぶことの楽しさや知識を得ることの喜びを伝えていきたいと思いました。
・宇宙開発の最新事情を学ぶことにより、科学を学ぶことの有用性を実感したり、日常生活や社会との関連につなげたりすることのできる実りある研修となった。
講義
(40分)
「導入教材の紹介」
・宇宙活動の画像を教材化したリーフレットの配布と活用事例の紹介。 
・事例紹介をもとに教材活用を図る。
・授業改善に向けて問題点をあげ、相互に情報交換を行う。
・JAXAと連携して、小・中・高等学校で多くの実践をされていることに驚きました。私自身もホームページの実践例を参考にして教材活用をしてみたいと思いました。

・教員の興味・関心を喚起でき、授業に役立てることができるという意味で参考となりました。
・多くの具体的な授業実践例を紹介していただいたので、受講者の興味・関心を喚起でき、今後の授業の組み立てに役立つ研修となった。
演習・見学(60分)
「WEB会議システムの体験」
WEB会議システムを用い、相模原、倉敷を接続し、宇宙での生物実験「カエルが体験した無重力の世界」の研究成果を知る。研究者との質疑応答などを実際に体験してみることにより、WEB会議システムを利用した教育プログラムについて考える。

「倉敷科学センターの見学」
 倉敷科学センターにあるロケットのエンジンなどを見学しながら、その仕組みについて学ぶ。
・TV会議では、相模原にいる黒谷先生と宇宙生物学についての講義や質疑応答を行いました。とても画期的なことであると感じました。

・宇宙空間では重力がないので、本能的にとったカエルの行動の結果が写真のような体型となったことは興味深いお話でした。
・ネットワーク上で映像を用いた専門家からの解説は、新鮮でわかりやすい内容であった。

・離れた場所にいる専門家に対しリアルタイムに質疑応答ができる点でWEB会議システムの有用性を感じた。

・WEB会議システムを利用した教育プログラムについて考えるよい機会となった。

岡山県・倉敷教育センター

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