構成表
岡山県・倉敷市教育委員会
教員研修
岡山県・倉敷市教育委員会
教材や実践事例等の資料収集をもとに、宇宙教育センターの協力を得て「宇宙を題材」とした理科の指導案を作成する。宇宙の魅力、おもしろさを伝え、興味・関心を引き出すような指導案を作成するとともに、小中学校の系統的な学習について専門的な視点から講義を受けたり、実習に取り組みながらその指導法について考察したりする。
小学校・中学校・高等学校教員53名、その他27名
平成22年8月9日、8月24日
岡山県・倉敷市教育委員会
実施日 |
8月9日 |
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合計時間 |
120分 |
参加数 |
80名 |
時間配分 |
研修内容 |
受講者のようす・感想 |
研修の感想・メモ |
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講義・見学・実技・演習 (120分) |
講義 おかえりなさい「はやぶさ」 ~7年間宇宙の旅~ |
最先端の科学に触れることができ、夢や感動が広がる講話となった。 <感想> ・ 日本のまさに最先端科学の現場で活躍されている先生のお話に感動と驚きの連続でした。特に「はやぶさ」は全世界が注目している事でしたので貴重な研修に参加させていただきました。 ・ キセノンガスとかイオンエンジンのことなど特に興味をもちました。トラブルがあっても一つ一つ乗り越えていて素晴らしいです。とてもドラマチックでした。 ・ 実際に「はやぶさ」のプロジェクトに関わった先生にお話を聞くことができて、エピソードを子どもたちに紹介できそうです。 ・ 宇宙への夢が広がりました。具体的に「はやぶさ」の話が聞けてその業績のすごさに改めて感動し、心から「おかえりなさい はやぶさ」と思いました。 ・ 初のサンプルリターンに成功したことは素晴らしいと思いました。軌道修正、軌道計算等、詳しくお聞きすることができよかったです。 ・ 「はやぶさ」に対して熱をもって授業をした6月を思い出しながら熱い想いで拝聴しました。我々教員が意識を高くもち、授業をしていく必要性を感じました。 ・ 「はやぶさ」の技術の高さを実感しました。よく7年間もトラブルに対応しながら、地球に帰って来ることができたなと感動しました。また、人間の知恵、計算の高さに驚きました。 ・ アイデア段階から25年のプロジェクトを経て成し遂げられた誇りや凄みのようなものも感じられて、とても印象的でした。 ・ 「臨場感あふれる」と言うか、とても熱い思いが感じられました。私も「はやぶさ2」プロジェクトを応援したいと思います。 |
「はやぶさ」のプロジェクトについて、最新の科学技術を専門家から学ことができた。 講義後、疑問に感じた内容を研究者に直接質問することで、専門的知識をより深めることができた。 小・中教研の理科部会から多くの先生の参加もあり、小中学校の先生方の宇宙教育に関する情報交流の場となった。また、小中学校の系統的な学習について専門的な視点を学ぶことができた。 |
岡山県・倉敷市教育委員会
実施日 |
8月24日 |
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合計時間 |
180分 |
参加数 |
1名 |
時間配分 |
研修内容 |
受講者のようす・感想 |
研修の感想・メモ |
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実技 (130分) |
・TV会議にて模擬授業 題材:力による不思議な現象 ・教材紹介や指導法の検討 |
・TV会議を用い模擬授業を行う。 指導上、疑問に思った箇所について双方向に意見交換を行う。 授業で必要となる教材の紹介を受け、活用の仕方を考える。 <感想> TV会議上で指導案の検討は初めての経験であったので大変勉強になった。指導助言を聞いて、授業の展開に創意工夫が必要だと反省した。 ・教材紹介や指導法の検討 物体に重力がはたらいている状態と無重力の状態の様子を比較する教材として無重力実験装置の紹介を受けた。TV会議上で必要に応じて専門家から助言を受けながら指導法の検討を行った。 ISS内が無重量になる理由を説明するイラストやはやぶさの副読本、イトカワの模型の教材提供を受けた。 |
TV会議上で模擬授業を行うことで、発問の工夫や指導のポイントを専門的視点から学ぶことができた。また、宇宙に関する最新の科学技術について触れることができた。 専門家に直接質問したり助言を受けたりすることができるので、意欲的な取組みとなり幅広く専門的知識を学べる研修となった。 さらに、宇宙に関する映像教材や実験材料の提供も受けることができ、指導案内容に深まりが見られた。 |
岡山県・倉敷市教育委員会