教員研修

教員免許更新講習テーマ『宇宙を題材にした魅力的な授業創り』

島根県・島根大学

概要

全研修を通した趣旨

本講座は、宇宙航空研究開発機構のすすめる宇宙教育について,その理念を学び、授業での実践に向けた具体的な方法について紹介するものである。
宇宙からの視点を教育に取り入れることで、地球全体をとらえるような問に対する子どもの好奇心や探求心を啓発し、教科の枠を超えた知識の活用に繋がる学習活動をうながす教育実践について学ぶ。
本講座では、こうした宇宙教育の意義と、その導入事例について紹介し、各自で決めたテーマに従って宇宙教育の授業実践をおこなう。

対象

小学校~高等学校教員 50名

期間

平成22年12月26日

構成表

実施日
時間
形式
人数
内容
1
390分
講義
50名
1. 講義…「行動理念としての宇宙教育 ―いま、なぜ宇宙教育か」
講師 百合田 真樹人
(島根大学教育学部 准教授)
2. 講義…「宇宙教育センターとその取り組みについて」 
講師 松岡 均
(JAXA宇宙教育センター 主任)
演習
3. 演習…「宇宙教育のモデル実践」
講師 宇津巻 竜也
(JAXA宇宙教育センター 主任)

島根県・島根大学教員研修

第1回目/全1回『研修会記録シート』

実施日
12月26日
合計時間
390分
参加数
50名
時間配分
研修内容
受講者のようす・感想
研修の感想・メモ
講義
(120分)
「行動理念としての宇宙教育~いま、なぜ宇宙教育か」と題して講義をおこなった。
PISAのデータや教育関係予算などのデータを活用し、また教育基本法の観点から学校教育の目的を明らかにすることを通して、公教育の目的について再考することをうながした。
その上で宇宙教育が公教育の目的を追求する手段として、さらに公教育の実践者にとっての行動理念として有効であることを示した。
学校教育活動を通して日常的に取り組んでいることを、その活動が本来的にもっている目的を再考することを通して検討する機会となったようである。
公教育の目的から宇宙教育の理念を学習することを通して、宇宙を教育に活用する、また宇宙という視座から教育実践とそこで伝える知識の意味について考える導入となったと考える。
頷きながら熱心に受講していただけた。小職の講演を数度聴いたことのある出席者もあり、従前の理解を反芻しながら聞いている様子もうかがえた。
講義
(90分)
宇宙教育センターの設置理念とその役割についての紹介を中心に、これまでのと具体的取り組みについて紹介した。
あわせて、日本の宇宙開発・探査の成果と、それらのスピンオフ技術を紹介した。
宇宙教育とその理念について新しい視点を獲得したものの、その実践をどのようにすすめるか、何ができるかということについての迷いを感じている先生が多いと思われる。
そこで、宇宙教育センターが指導案や教材・教具を提供していること、またこれまでの実践例を紹介することを通して、学校で宇宙教育を取り入れることについての具体的イメージを形成することができたと考える。
HPなどを通した教材・教具の提供については強い関心を見ることができた。実際に学校で使ってみるイメージを持っていただけたようだ。
演習
(180分)
傘袋ロケット、光の学習などといった身近な道具を活用して、子どもの好奇心に火をつける具体的事例を紹介した。
宇宙教育について構えることなく、身近な素材を用いて学習者の好奇心を高め、その好奇心をより知的な好奇心へと誘導する具体的手法の一端に触れさせた。
講義を通して学習した内容を、工作や具体的事例を通して反芻することができたと考える。一つの知識が他の多くの知識に繋がることを感じてもらえたと同時に、単純な工作のなかにあるメッセージ性についても感じてもらえたのではないかと考える。
グループ内で協働して一所懸命に取り組んでいた。また、それぞれに発見を共有する姿も見ることができた。

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