教員研修

小中学校理科研修講座テーマ『はやぶさに夢をのせて~宇宙に関する教材を通して~』

福井県・福井県教育庁嶺南教育事務所

概要

全研修を通した趣旨

月や太陽など宇宙に関する指導事例の講義を受講し、授業にどのように活用していくかの演習をすることで、確かな学力をつけるための指導力の向上を図る。

対象

嶺南地区小中学校教職員 31名

期間

平成23年8月9日

構成表

実施日
時間
形式
人数
内容
1
300分
講義・実習
31名
「はやぶさに夢をのせて」  宇宙開発の現状について
講師:早川 雅彦
(宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所)
「月や太陽、宇宙の内容に関する指導方法」~宇宙に関する教材を通して~
空き缶を使ったパラボラづくりと集光実験
講師:中村 日出夫
(JAXA宇宙教育センター センター長)

福井県・福井県教育庁嶺南教育事務所

第1回目/全1回『研修会記録シート』

実施日
8月9日
合計時間
300分
参加数
31名
時間配分
研修内容
受講者のようす・感想
研修の感想・メモ
講義
(140分)
はやぶさなど最新の宇宙情報についての講義
多くの最新情報をわかりやすく熱心に聞き入っていた。「研究の第一線で活躍されている方だからこそ話せる内容を聞くことができ、感動するとともに大きな刺激を受けた。」、「子どもたちの夢や希望、好奇心を育てていく上で、宇宙教育に少しずつ力を入れていこうという気持ちがわいてきました。」「早川先生の、はやぶさを『仲間』として意識して話されている言葉が印象的でした。」「最先端の宇宙開発の様子が伝わり、大変興味深かった。」などの感想が聞かれた。
はやぶさに関して興味を持っておられる方が多く熱心に聞かれていた。滅多に聞くことのできない講義で、教師の中にもこの感動を児童生徒に伝えたいという熱意を感じる事ができた。
講義
(100分)
月や太陽、宇宙の内容に関する指導方法
~宇宙に関する教材を通して~
学校教育の中でいかに宇宙教材を有効に扱っていくかについてわかりやすく解説していただいた。「今日の講義は、普段聞くことができないようなお話をお聞きすることができて良かった。」「子どもたちの夢や希望、好奇心を育てていく上で宇宙教育に少しずつ力を入れていこうという気持ちがわいてきました。」等の感想が聞かれた。
来年度への希望や講師の希望を聞いたところ、「今回のようなプロ中のプロの方に来ていただけると教師としての資質を向上させることができていいと思います。」という意見が寄せられた。
演習
(60分)
空き缶をつかったパラボラづくりと集光実験
アルミ缶の底をつかってパラボラを作成し集光するといった実習であった。たいへん暑い日であったが、あいにくこの時間だけ薄曇りになってしまい集光することでのマッチへの点火ができなかった。
後日受講者から家庭で実験したところ点火したとのことであった。

授業の感想・メモ

  • 1日という長い研修にもかかわらず熱心に指導していただいた。おかげで、満足度もたいへん高かった。今後もこのような専門家の研修を受けてみたいという意見が多かった。研修は教育関係の研修が多いが、このような専門的な研修もニーズがあると感じた。

福井県・福井県教育庁嶺南教育事務所

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