教員研修

下諏訪町「教職員等JAXA研修会」テーマ『JAXAを知ろう!』

長野県・下諏訪町教育会

概要

全研修を通した趣旨

対象

下諏訪町小・中学校教職員等、ものづくり支援センター職員 22名

期間

平成23年8月12日

構成表

実施日
時間
形式
人数
内容
1
210分
見学・講義
22名
<施設見学>
・JAXA相模原キャンパスの施設見学
<講義>
・「宇宙教育について」
講師:中村 日出夫
(JAXA 宇宙教育センター長)

長野県・下諏訪町教育会

第1回目/全1回『研修会記録シート』

実施日
8月12日
合計時間
210分
参加数
22名
時間配分
研修内容
受講者のようす・感想
研修の感想・メモ
見学
(90分)
<ガイダンス>

<施設見学>
・JAXA相模原キャンパスの施設見学
・ガイダンスを通して、JAXA事業の全体像が良く分かると共に、教育との関連と教育への利用の方向が見えました。

・はやぶさの模型やロケットなどの展示物を分かりやすく説明して頂いたり、衛星の組み立てを行う施設を見学するなど、貴重な体験を通して宇宙への夢が広がる思いがしました。
はやぶさの模型や施設見学を通して、先生方の好奇心もゆさぶられたようです。
講義
(120分)
<講義>
・宇宙教育について

講師:宇宙航空研究開発機構
   宇宙教育センター長
   中村 日出夫先生
・中村先生の「子どもの興味・関心は宇宙につながっている。宇宙教育とは、宇宙のことを教えることが目的ではなく、宇宙の視点を教育に取り入れること」との言葉が大変印象的でした。
・宇宙教育とは、「好奇心」・「冒険心」・「匠の心」を子ども達に育てることを目標にしていることが分かり、JAXAと下諏訪町が連携することの意義は、3つの心の育成につながる教育活動を工夫して行うことだと気づきました。
・身近な物や事、宇宙の神秘などから、宇宙との関わりを導入として考えることが出来ることや、学習を通して問い続けられる子、科学的な試行を育てることを目指していることが分かり、JAXA事業と学校教育との距離が近づいたように思いました。
・遠いと思っていた宇宙が私達の身近にあるように感じると共に、宇宙教育の学習素材が私達の身近に多々あることに驚きました。
・日本独自の工夫や技術が宇宙という場所で活かされていることなどを子ども達にも伝えました。諏訪の地にも「宇宙少年団」ができればいいなと思いました。
・宇宙開発と聞くと非常に高度なイメージがありますが、ミウラ折り、お酒の缶、低反発まくらなど、宇宙開発が身近な商品に応用されていることを知り、興味深かったです。
中村先生の講義を聞いて、宇宙の視点を教育に取り入れることが宇宙教育であると認識でき、先生方の感じた「わくわく感」を、子ども達にも感じるような教育活動を実践していこうという思いが感じられました。

授業の感想・メモ

  • 下諏訪町では、宇宙教育連携拠点として「宇宙」を素材とした教育活動を、主に学校教育の中で実践してきました。今回、学校教育のほかに、ものづくりの視点からも考察し、宇宙教育を学校・地域の中で深めるため、教職員およびものづくり支援センターの方々と共に、見学をさせて頂きました。それぞれの立場で、今後の活動に活かすヒントを頂いてこれたと感じています。

長野県・下諏訪町教育会

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